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我慢するのやめよ

Kid

 

子供の頃についた習慣や考え方ってそう簡単にはなくなりませんよね。そう。三つ子の魂百まで。

 

節約節約

子供の頃から、親が家計を一生懸命やりくりしていて、もったいないと言って食器洗いのときのお水はちょろちょろ。じゃーじゃーなんて流しません。(結婚して夫が歯磨き中ずっとお水を流していたのには目が飛び出ました)

 

タクシーなんてもったいない。歯磨き粉もシャンプーも最後の最後までハサミを入れて出し切ってから捨てる。

 

大学に通うようになった時も、JRは高いから私鉄で。比べたら、JRより30分は長くかかる片道2時間、往復4時間を通学に費やしました。

 

家から出て一人暮らしを望むなんてことはあり得ないことでした。危ないしお金かかる。

 

でも、学費は払ってもらったし、運転免許を取るための費用も出してもらったんだから文句言ってはばちが当たります。

 

条件付きの愛?

ずっと疑うことなく愛情をもって育てられてきたと感じてきたのですが、下の娘の発達が遅くさまざまな試行錯誤やより良い教育方法を調べていくうちに、自分自身の考え方、認知の歪みのようなものに突き当たりました。

 

他の子供より早くなんでもでき、成績が良く、素直で先生からも好かれる。親のいうことを守る。わがままは言わない。悪いことはせず門限を破るなんてあり得ない。偏差値の良い学校、大学に入ることが全て。

 

疑問を一切感じずにきたことがオセロのように裏返って、そのまま、そんな子供だったから愛された。そうじゃなければ愛されなかった。条件付きの愛情だったんじゃないか、と思うようになりました。

  

私のしこり 

去年上の娘は家から出たくて一人暮らしがしたくて、地元の大学は受けず、自分の希望大学に合格しました。

 

その時に、親としてどうよ?という想いが湧き上がってきて困惑しました。

 

私が子供の時から親に甘えられなかったこと、一人暮らしなんてことを望むなんてあり得なかったことが浮かびあがってきて、娘が第一志望に合格したにも関わらず、2日間くらい落ち込んで寝込んでたんです…

 

ひどい。ひとでなし。自分がかなわなかったことを、自分の娘は着々と自分の手にしようとしている。それは、地元にいたくないという本人の強い意志、受かるための頑張りのお陰なのに、自分の醜いしこりのようなものばかりが現れて痛くて辛くて泣きました。

 

とにかくうらやましかったんだと思います。親に無理を言って甘えられること。一人暮らしを実現すること。

 

ひとは、子供の時にちゃんと甘えて我慢せずにわがまま言う事がどれほど必要なのか。親の気持ちを察して気兼ねして我慢をすることが後になってこれほど自分を苦しめるなんて。

 

昨日たまたま読んだこちらのブログが心に刺さりました。

 

suito.hatenablog.com

 

ぐさぐさきて、自分のことのように感じてました。

 

鏡?連鎖?

そんなしこりを抱えながらも結局、自分が大人になって親になってみたら、自分の親とおんなじようなことを考えたりやったりしてるんじゃないかと感じます。

 

下の娘がね、とってもひとのこころがわかるんです。だから私と同じように親に言いたいことを言えずにいるんじゃないかと心配してます。

 

私が親からされたことと同じこと、条件付きの愛情しか与えてないんじゃないだろうか、といつも不安です。

 

いい子。成績がいい。 明るくて前向きで素直。自慢できる。そうじゃなければ愛さない。それを自分の子供に対して無意識のうちに伝えてはいないか。

 

自分の親の反面教師になりたいといつも思っています。私の親が絶対できなかったこと。子供を信頼して手を放す、一人暮らしをさせたり進路を子供の思うように尊重する。そういうことを私はできている、と思っています。

 

でも。

 

でも、やっぱり連鎖しちゃうんじゃないだろうか。私がどこかで思ってることや感じていることを子供が見抜いていて、意識していなくても感じてしまっているとしたら。

 

こうやって自分が抱えているものを発見したのは10年前くらい。だから、それまではずっと親と同じことを子供に感じさせてしまったんだ… と悔います。気づいてからも、自分の根底に流れているのは親と同じじゃないか!と折に触れ、はっとします。

 

 できること

どれだけ悔いてもね… 時は不可逆ですものね… やり直しできません。

 

できることは。

 

ひたすら話をすること。私の思っていることを包み隠さず表すこと。それくらいしか思い浮かびませんが、それでもできる限りのことをやっていきたいと思います。

 

だから、もういろいろ我慢するの、やめよ、と思います。知らず知らずのうちに我慢して言えない事、できない事、そういうの、やめよう。我慢するのをやめる私を見たら、子供もきっと自分も我慢しなくていいんだ、って思ってくれる気がします。

 

そこから何かが生まれるといいなぁと思います。

 

レモンをかけた唐揚げはレモンをかけていない状態に戻すことはできないけれど、レモンをかけるかけない、レモンかけますか、の言い方。ああだこうだ、レモンひとつのことで皆でわいわい考え方や意識や認識を共有したりぶつかりあったりできます。

 

私はそんな感じを目指そうと思います。

 

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お越し下さり、ありがとうございました。

 

あったかいっていいですね。冬の厳しさを知って春のありがたさを嚙み締めます。
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