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「大豆田とわ子と三人の夫」2話 <シンシンが今年の流行語になるだろうと思った回>

いやはや。ほんと楽しい1時間でした。

https://www.ktv.jp/mameo/story/2.html

 

「カルテット」の時には男女それぞれ2人だった。「最高の離婚」の時にも男女2人だった。今回は「男3人(全員元夫)に大豆田とわ子1人」というアレンジだけど4人という枠はおなじ。

 

全員が集まる場所で、相変わらずの坂元節な会話劇が延々と続くなか、それぞれのキャラの濃ゆさを見せ、少しずつそれぞれ夫との過去をあらわにしていく。

 

2話は3人めの夫、慎森(岡田将生)。

 

しかし最初に言いますが、岡田将生の佇まいとか、このキャラ設定とか、オタクを殺しにきてますね…?

 

坂元脚本ドラマ好きは、めんどくさいキャラへの愛着がすごいんですが(たぶん)「最高の離婚」の濱崎光生(永山瑛太)や「カルテット」での家森諭高(高橋一生)、ものすごいめんどくさくて、めんどくささ故にいまでも愛されている人です。

 

それに匹敵するくらいのめんどくさい人に設定されてる慎森(シンシン)。

 

それに加えて体育で1しか取ったことがなくて、パンダが好きで、周りの人に好かれる必要なんてないって強がるひとで、で、とわ子が好き。

 

こんな(めんどくさい方向へ振り切れてる)愛されキャラいきなり持ってきますか、そうですか。はぁ…

 

もう既に録画を4回観ましたよ。

 

シンシン見たさに。

 

岡田将生という俳優は、「リーガルハイ」も好きだしなつぞらでの兄役も良かった。その中でもなんといっても、掟上今日子の備忘録」隠館厄介が私の中でとってもとっても好きなキャラなんです。

 

抜けてて、お人よしで、スルーされて無害な彼。それがラスト直前、泣かせるシーンがあって…もう何回も何回も観ました。

 

大河ドラマ平清盛での源頼朝役もかなり評判になってましたね。観てないのが悔やまれます。

 

もう2話は、岡田将生が全部もっていきました。いや、シンシン。彼につきます。

 

「別れたけどさ、今でも一緒に生きてると思ってるよ」

とわ子を忘れられない慎森が、とわ子から掛けられた言葉。それを聞いたときの彼の眼。

 

岡田将生演じる慎森に視聴者みんな落ちただろうってことはわかります。

 

現場からは以上です。

[ドラマ]「大豆田とわ子と三人の元夫」1話<全てを振り切るドラマ降誕>

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お越し頂きありがとうございました。

あじさい