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専業主婦はれっきとした仕事

自分の家での仕事、いわゆる家事には給料が出ない。外で雇用されたり自らビジネスを起こして働けばそこには対価として金銭が得られるのに。

私は子供を産む時に仕事を辞めました。そこから12年ほど専業主婦をし、長女が小6、次女が小5の時にパートタイムで中学校の非常勤英語教師として働き始めました。

 

次の年に本務と言われる教員採用試験を受けて合格したものの、2年間ブラックな働き方で身体も心も疲れ果てて辞職しました。

 

2013年4月から専業主婦になり、その6年後の2019年4月にアルバイトを始め、週3日、一日8時間、半年働きました。それからはまた専業主婦です。

 

専業主婦って言葉こうやって使ってるけど、この言葉ほんとは使いたくないなぁって思ってます。なんだか何もしてないってイメージないですか?

 

家にずっといてラクな人ってイメージないですか。

 

私が穿ちすぎかな。

 

それってやっぱり、家の仕事をしてもお金もらえないってことと関係あるし、やって当たり前、ラクなんだからお金もらえなくても文句言うなっていう感じのイメージ。

 

仕事を辞めて「もったいない」って言われたりもするし、自分でも何も社会に還元できてないんじゃないかって思うと罪悪感も生まれてくる。

 

どうしても、働きながら子育てをしている人の方が頑張ってる、偉いっていう価値観に自分が縛られてるっていうのもある。

 

https://www.tsumako.com/entry/2018/05/24/053000

こちらのブログ記事を読んで本当に共感しかないです。

 

外で働けばいいじゃないかって言われるかもしれないです。もう子育ても終わってるしパートに出ればいいじゃない?って。

 

日本の働き方にも関係してくることなんだけれど、私の夫がフルタイムで働いていて、その働き方がほんとに凄まじいと言うか、昭和から続く男が外で働き、女が家に居るという価値観そのままなんです、会社の有り方が。

 

だから、夫が外で金銭を稼ぎ、家での時間が少なくて家事ができない分私がそれを担う、という分業の方法を採るしかなかったっていう現状があります。

 

2019年に半年間外に働きに出た時に感じたのは、自分の負担が多すぎる、ということでした。家事を全部やった上で外で働くと、余裕がなくなりどんどん気持ちが荒んできました。

 

考えてみれば、夫が外で稼いでくるお金は、私が分業で今現在担っている家での仕事や親のケアなどなどをやっているからこそ得られているもの。

 

私が直接お金を稼いでいるわけではないにしても、私が貰うべき給料というものは存在すると思うのです。

 

「逃げ恥」の中で、みくり(新垣結衣)が結婚するにあたって、

 

『夫婦は「共同経営責任者」だ』

 

と言ってましたが、ふたりで一緒に暮らしていくなかで、家を維持し生活を快適にしていくための仕事(家事、介護、子育てなど)を疎かにしないこと、その重要性をお互い認識して位置づけることはとても大事だと思います。

 

なので、私は専業主婦は仕事だと考えます。給料をちゃんと受け取るべきだと判断します。

 

どう毎日を過ごしていくか、また明日書こうと思います。

https://yutaka-sukkiri.com/2019/06/07/ryori-kutsuda/

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お越し頂きありがとうございました。

あじさい