4か月間韓国語を学んでいて一番びっくりしたこと
相変わらず毎日ハングル講座を聞き、Duolingoに精を出しております。
https://yutaka-sukkiri.com/2020/11/25/reason-why-bts/
推しの言葉を理解したい。
ただその一心です。
10月から勉強を始めました。4か月が経ちました。まだまだまだまだなんですが、推しが喋っている単語、ひとつでも聞き取れるだけでしあわせになれます。
ある日は、推しが同じ言葉を話すのであればそんなしあわせな瞬間はなかなか手に入れられないなぁ、ありがたいなぁと思ったり、次の日は自国の言葉ですら理解し合うのは難しかったりするのに、言葉の壁はやっぱりでかいな…と絶望的になったりしています。
そして最近勉強してて日本語と決定的に違うことに遭遇しました。
ちなみに、漢字派生の単語だと日本語の音と似てたりするんです。例えば、「正直」
韓国語だと、「しょうじき」にとても似てる。
정직
しょんじく 〈くが小さいのは、大きく発音しないから)
「瞬間」は 순간(すんがん)だったり。
話が逸れました。
この4か月間勉強してきて、推しの喋る言葉などを聞いたりしているうちに、言語というか文化というか考え方の違いがそこにあるのか!!!!と唸ったこと。
それは、敬語です。
日本語では、自分の両親や会社の上司など目上の人などについて第三者に言及する際、尊敬語は使わずに謙譲語を使いますね。
お父さんがお母さんが → 父が母が ○○課長が → ○○が(姓を呼び捨て)
愚息、弊社なんていう言葉もあります。
対して韓国語は、謙譲しません。誰と話していても、両親上司に尊敬語を使うんです。
だから、誰かと話をしている時に、
「お父さんがプレゼントをくださって、すごく嬉しかったです」(日本語訳) (NHK ハングル講座尊敬形(2))
となります。
日本語は「相対敬語」韓国語は「絶対敬語」と呼ぶそうです。
日本語の敬語に慣れてる私は、外に向けて身内への敬語を使うっていうのはかなり違和感があります。なんかムズムズしちゃう。
でも、こういう違和感が異文化を肌で感じる第一歩なのかなと。
推しがファンに向けても尊敬語を使っていたり、メンバー同士の間でも年齢が違うとため口じゃなくて尊敬語を使わないといけないというのも韓国ならではだなぁ、と驚いてます。
これが日本の嵐やSMAPだと、年齢は違っても同じグループにいると同列で、みんなため口だったなぁと。
ため口と言えば、英語について考えたとき、英語は日本語ほど敬語がありません。丁寧に話す言葉はありますけれどね。知り合いになってすぐなのに、お互いをファーストネームで呼ぶっていうの、最初はかなり面食らった記憶があります。
友達と話をするとき、自分の夫のことも、お互いの夫のこともファーストネームで呼び捨てです。日本語で旦那さんとかご主人とかいう言葉を使いたくなくて、夫かな??夫さんかな??とか悩む必要ないんです、楽です。
言葉を習うというのは、それを使っている人々の習慣や文化を知るっていうことで、本当にこのコロナ禍で誰かと気軽にランチしたり飲みに行ったりできない中、私にとって異文化を知って自分の未知の領域に踏み込んでいける素晴らしい時間になってます。
コロナが収まったあかつきには韓国に行く夢を持ちつつ。
スマホアプリ。おすすめです。
https://www.nhk.or.jp/radio/ondemand/detail.html?p=0951_01
ラジオを聞き逃してもここで一週間分聞けます。
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お越し頂きありがとうございました。
あじさい