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私の好きな椎名林檎6曲選んでみた <2017年時点>

過去記事を書き直しています。

昨日FNS歌謡祭に東京事変が出演していて、相変わらずの椎名林檎東京事変ワールドを堪能しました。世界観を作って魅せるのにこちらの予想を裏切ってくるのがにくい!

さて、2017年時点での椎名林檎の好きな曲です。

(あいうえお順で)

日出処 - Wikipedia 収録曲。前半、出だしからベースだけをバックに歌われていて、シンプルなだけに彼女の声のかすれ具合、吐息まで聴き取れます。

 

私たちはふたつでひとつ 完成している 離れらんないの 全てが揃った 愛し合って 永遠になった なんて果敢無いの

 

歌詞だけを見れば恋人同士のはなしのようだけれど、ここではわたしは「過去」、あなたは「未来」、ふたりが出会う瞬間、それがタイトルの「今」。

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ギャンブル

平成風俗 - Wikipedia

 

映画「さくらん」の予告映像に使われていました。

 

斎藤ネコとのコラボアルバム「平成風俗」が好きです。「目抜き通り」の編曲も手がけているそうで、ネコさんの編曲が好きなんだと思います。

 

都合の良い答えは知ってるけど   飼いならされた猫の眼で 鳴いてみようか   予定の調和なんて容易だけど

 

「さくらん」という映画の舞台が吉原で主人公が花魁。檻の中に入れられた鳥のように逃げられない身の上を、林檎のフィルターにかけて歌詞の世界を作り上げてる感じがイイなぁ…と。

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錯乱(TERRA Ver)

平成風俗 - Wikipedia 

これもまた「さくらん」の劇中で使われた曲です。「私と放電」の中にも違うバージョンで収録されてますが、私はこちらのTERRA Ver のほうが好みです。

 

オーケストラをバックに英語で歌い上げる感じがとても心地よくてかっこよくて、特に元気なはずのトランペットが物哀しく聴こえてくるという…

 

青春の瞬き

逆輸入 〜港湾局〜 - Wikipedia

これは実は全部椎名林檎が楽曲提供したもののセルフカバーアルバムなんですね。最近知りました。青春の瞬きを栗山千明が歌ってたなんてちょっとびっくり。

 

1. 主演の女(提供先:PUFFY) 大友良英
2. 渦中の男(提供先:TOKIO) 上田剛士
3. プライベイト(提供先:広末涼子) 前山田健一
4. 青春の瞬き(提供先:栗山千明) 冨田恵一
5. 真夏の脱獄者(提供先:SMAP) 大沢伸一
6. 望遠鏡の外の景色(提供先:野田秀樹) 村田陽一
7. 決定的三分間(提供先:栗山千明) 中山信彦
8. カプチーノ(提供先:ともさかりえ) 小林武史
9. 雨傘(提供先:TOKIO) 根岸孝旨
10. 日和姫(提供先:PUFFY) 日高央
11. 幸先坂(提供先:真木よう子) 佐藤芳明
合計時間:

青春の瞬き。

 

SMAPが解散直前、SMAPXSMAPの中でのゲストとのコラボのコーナーで最終回に選んだのが椎名林檎でした。そして選んだ曲がこの青春の瞬き。

 

正直、それまではそんなに耳に残る歌ではなかったのですが…

 

その年の大晦日紅白歌合戦のときに椎名林檎が歌ったのもこれでした。バンドメンバー全員が真っ黒な衣装でまるでお葬式のようで。SMAPがいなくなってしまうことへの嘆き、祈りのようでもありました。

 

この曲の最大のメッセージは「何ひとつ変わってならない」だと思うんです。私たちは目指していた場所へ辿り着いたんだから。

 

これってSMAPへの最大の賛辞ですよね。変わらなきゃいけない、成長し続けなきゃいけないと言われ続けている社会で、変わってはいけないものだってあるんだよねと思うし、確かにSMAPはそのひとつだったんだろうと私も思います。

 

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走れゎナンバー

日出処 - Wikipedia 

 

この歌も、何度聴いたかわからないくらいに相当回数長期間リピートしてます。

 

ベースがすごくいい。歌詞も痺れる。全てがいい。間奏だけじゃなくちょくちょく入る笛(何だろう?)の音が重苦しい雰囲気を吹き飛ばしてくれるような感じ。

 

彼女は結構実在のモノの名前をずばり入れてくることが多いんだけれど、ここでも、iPhoneオービス、とふたつも入ってます。この固有名詞を入れることで、世界のリアルさが増すし、入り込みやすさがハンパなくなる。ゎナンバー?わナンバーじゃなくて。

 

私の中で一位二位を争う歌です。

 

丸の内サディスティック

無罪モラトリアム - Wikipedia

 

そうか、これはファースト・アルバムなのかぁ…

 

歌舞伎町の女王といい、すごい完成度のアルバムですね…

 

ジャズテイストで耳障りはいいけれど歌詞を見なければ何のことを歌ってるかよくわからない。どうも最初は英語の歌詞だったようで、このアルバムに入れるために日本語にしたのだとか。それにしても天才的な言葉選びです…

 

0:48でグイ~ンと入ってくるベースがかっこよすぎ。ふつうに聴いてると聴こえてこないんですが、イヤフォンで聴いてると、ベースの入るその一瞬で歌が疾走し始めて追いかけてくのが大変だけどとても楽しいっていう気分になります。

 

EXPO Ver もあります。これもまた違ってイイです。

 

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さて、3年経っているので、今度は2020年現在好きな曲を選んでみようかなと思ってます。音楽は勇気も元気ももらえますね… 今年は特に。

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お越し下さりありがとうございました。

あじさい