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特別支出は突然やってくる

年間の特別支出に計上していないもので、この間、いきなりやってきたものがありました。

いつか来る日

親の死はいつか必ずやってきます。   いつまでも元気でいてくれるもんだと思っていたのは、その日が来るのを考えたくなかったから。   先延ばしにしてたっていうのが大きいです。   でも、やっぱり来てしまった。病気になってはいたけれども、その死は突然でした。   原因はわかりませんでした。心臓発作としか。

悲しいけれどもやらなければならないこと

悲しんでいるひまもなく、葬儀関係、火葬関係、決めなければならないことが山ほど。   ただ、悲しみの中でいまいち実感が湧いてこないんですよね。でもやることはあるからただ時間が過ぎていく、と言う感じで。   そして葬儀には喪服や靴やバッグなども必要になってきます。

突然の出費

娘が2人います。中学生や高校生ならば制服で式に出ればいいのでしょうが、2人とももうその年ではありません。   もしもの時のために必要になるであろう喪服一式を、用意してなかった、というのが原因です。   実家が遠距離だったため、母の急死で私がひとり実家へ急行し、娘たちの喪服関係の買い物を家人にすべて頼みました。   私ならたぶん、洋服の○○などのような量販店で買うだろうなぁと言うところを、家人はデパートに行き、喪服、靴、バッグ諸々をデパート仕様のもので揃えたんですよね。   それが2人分ですから、その値段は推して知るべし。   文句は言いません。ずっと着るものだから高価な方がいい、という考え方も理解できるし、私が動けない状態なので家人ができる限りのことをしてくれたと思っています。   でもやっぱり、急な買い物は高くなってしまいがちだし、下の娘に買ったパンプスもぶかぶかで履きにくそうだったし、そういった細かいことをちゃんと考えられる時間もないしで、結局出費がすごいことになりました。

縁起が悪いから、と考えるのはやめよう

高校を卒業したら、子どもには喪服を買っておく、というのは選択肢として考えた方がいいと思います。   身体がまだ大きくなりそうならばそれを待った方がいいでしょうが、いついかなる時に必要になるかわかりません。   私は、縁起が悪いからと買うのを躊躇していたので、そんなことを気にする必要はない、と今ならば思います。   親の死のあれやこれやの手続き、葬儀準備に対処する時に、自分のはもちろん子ども達の喪服一式があれば、やらなければならないことも減るし、余計な出費も抑えられます。   まあ、ただの白いシャツと黒いスカートでいいじゃないか、とも思ったりもするのですが、(外国だと別に黒じゃなくてもいい感じの雰囲気もあります)日本の葬儀だとやはりいわゆる「喪服」を着る方がマナーに適うのは確かですね。   外国の自由さに憧れながらも、どうしようもない。残念ながら。

子どもに掛かる費用

喪服一式を子どもに掛かる費用として考えていなかった、考えないようにしていた私の失敗話でした。   考えないよう、後回しにしてきたツケを払いました…   下の娘があと一年弱で社会人になる予定なので(なってほしい切に)、学費と定期代と毎月の小遣いくらいですが、まだまだ小さいお子さんをお持ちの場合は、塾や習い事などなど掛かる費用を考えると頭が痛くなってきますよね…   年間の子ども支出、社会人になるまでの子ども支出、長期にわたっての視点を持って管理するのをお勧めします!!!!決して私のように行き当たりばったりにならないでください。   是非、反面教師にしてくださいね。

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あじさい