MENU

マイナスだったイメージが最近変わった人

f:id:hydrangea2602:20181114081000j:plain

  unsplash-logo Jennifer Burk

 

カツマーと呼ばれた人がたくさんいた時代がありました。当時、勝間さん自身のことをかなり思い込みで決めつけてた、と気づきました。

 

 ガンガン頑張る

d.hatena.ne.jp

 2010年あたりに流行ったカツマーという言葉。勝間和代さんのようになりたいって思って頑張る女性のイメージ。

 

勝間和代 - Wikipedia

 

とにかくエネルギッシュで上を目指して稼いで時短を目指してなんでも前のめり的にガンガン突進していくイメージな勝間さん。

 

2009年の香山リカ氏の本、「しがみつかない生き方」を読んで、”勝間和代を目指さない”、という文言を見たのを思い出します。(帯だったかな)

 

みんながみんな勝間さんのようになれるわけがない。当たり前。でも当時、このお二人の間で論争があったような記憶があります。

 

パンがなければ

努力すれば誰もが報われる。結果がついてくる。やらないのが悪い。のようなメッセージについて私は懐疑的に感じていて、(勝間さんの本をちゃんと読んでいなかったにも関わらず)まるで、マリーアントワネットが民衆に対して

 

「パンがなければケーキを食べればいいじゃない」

 

と言い放ったような(史実かどうかは置いておいて)、そんなイメージを勝間氏にも持っていたんですよね。

 

夜寝てしまうなら夜中2時起きでもすればいいじゃない。みたいな。(こんなこと言ってないと思いますが)

 

勝間さんのように能力もエネルギーもある人ばかりじゃないし、こう言ったウェーブには巻き込まれないぞって。

 

(でも不思議なことに、2010年くらいからフルタイムで働き始め、土日もほとんどなくブラックな教員というのをしてたんですよ、今考えると時期的に合ってますね…)

 

テレビ出演を見て

ちょっと前に、あさイチのゲストに呼ばれていたんです。生放送で対談をされていて、彼女へ持っていたイメージが変わりました。

 

今年の5月に女性のパートナーとの関係を告白し、ニュースになっていたことは知っていました。

 

あさイチという場所もあってか、家事についての自著を紹介して、独自の家事への熱意と考えを話し、自宅の写真を公開し、ADHDであることも隠さず話し、最後の方でパートナーのことを世間に明かしたことへの苦悩と決意についても声を震わしながら真剣に伝えていました。

 

変わったこと変わらないこと

彼女のエネルギッシュさは変わらないですね。家事を徹底的にロジカルに考えて突き詰めていく方法はなかなか全部真似することはできないんですが、とてもわかりやすい。

 

本をぜひ読みたい、すぐ読みたい、と、本屋に行くのも煩わしくてKindleを買ってしまいました。

勝間式 超ロジカル家事

勝間式 超ロジカル家事

 

 料理、掃除、洗濯、収納、家計、貯金などなど、多岐にわたって持論を網羅してます。

 

全般的に彼女の言いたいことは、

 

「時間をお金で買おう」

 

料理も鍋やフライパンを使わず、放り込んでおけば完成してくれるような電化製品を使おう、掃除はもちろん勝手に動いてくれるルンパのようなもの、洗濯は干さない、畳まない。

 

とってもきっぱり、すっきり、言いたいことをガッと出していて、ちょこちょこと上から目線なところもあるし、お金があるからこそ回っていくことだよなぁって思ったりもしないではないですが、私はこの清々しいほどの提案ぶりに惚れ惚れしました。

 

潔いひと

私の友達にも、同じように時間をお金で買うタイプの人がいて、もちろんルンバを持ってるし、新しい電化製品は躊躇なく買うし、かっこいいなぁって思ってます。

 

潔く生きてる人って見ていて気持ちいいです。自分がああだこうだぐちぐち悩んでしまう質なのでほんといいなぁって思います。

 

これまで勝手に抱いていた勝間さんへのイメージ、彼女の本質は変わってないと思うんですよね。真似をしたくなるようなカリスマ性もある。でも、当時には出してなかったような生きていく上での困難だとか苦しみだとか、そういうのをさらけ出すのを見て、まっすぐな人なんだろうなぁと思いました。まっすぐなゆえに誤解されてしまうこともあるのかもしれない。

 

勝間さんが運営しているブログを見つけました。

katsumakazuyo.hatenablog.com

 

同じようにはできないけれど、家事へのスタンスのエッセンスをちょっと頂いて真似していこうと思いました。

 

******************

 

お越し頂きありがとうございました。