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私の乳がんのはなし 1

こんにちは、あじさい(@hydrangea_11)です。

 

年明けに乳がんだと分かりました。

備忘としてどんな経過でこれまで来たかを書いておくことにします。

 

11月初旬、1年に1回の検診を受けました。30歳から毎年受けています。

 

12月初旬、検査結果が届き、乳腺のみ要精密検査とありました。なんか嫌な予感はしたんですよね。左胸に違和感もあったし。

 

すぐに乳腺外科医院(A医院)を予約し、当日受診。そこでもマンモグラフィと丁寧な超音波検査をしました。余談ですが、検診の時のマンモとは比べものにならないくらい痛くなかった。ちょとびっくりしました。

 

最新の機械であればそれほど痛みないんだなぁ… 。痛みがいやで検診を避けてらっしゃる方も多いかと思うので、どこで受けるかで痛みを少なくできそう。

 

で、ちょっと待ち時間があり、そのまま超音波の写真を見ながら医師の説明を受ける。良性です、と言われるのを期待していたら、癌なのか癌ではないのか、はっきりわからないとのこと。クリアにするには生検を受けるしかない、と。

 

もう選択の余地もないので生検を予約。2週間後に受けることになりました。

 

2021年12月20日(月)

痛いんだろうな生検…と思ってたらやっぱり痛かったです。麻酔自体がねほんと鈍〜く鈍〜くず〜〜んとね、痛かった。

 

麻酔が効いてからは痛みはなかったけれど、麻酔が切れてからが痛みがやってきて夜、痛み止めを飲みました。

 

マンモトーム生検

https://www.devicormedicaljapan.jp/mmt/exam/mmt.html

 

年末年始をはさむので、結果は年明けとなりました。

 

この間、長かかったなぁ。いつもの年末年始ならちょっと気持ちはウキウキするはずなのにどこか気持ちが落ち着かなくて楽しめなかった記憶が。

 

1月7日(金)

病院の診察室に入り、生検の後の痛みはどうですか、と医師に聞かれたとき、ああ、これはがんだなと思いました。

 

良性ならたぶんすぐにそれを伝えるでしょう?

 

で、悪性だったと伝えられ、(医師は伝えるのほんときついだろうなぁ)どんな種類のがんなのか、現時点でわかる範囲の情報を教えてくれました。

 

ホルモン受容体(ホルモン薬を飲む療法が効くかどうか):陽性(効く)   HER2(がん細胞の増殖に関係するタンパク質。 HER2タンパクが乳がん細胞の表面にたくさん存在しているタイプが、HER2陽性乳がん):偽陽性(要再検査)   Ki-67タンパク質(細胞増殖能マーカー、高ければ高いほど増殖する):5〜10%(穏やか)   核異型(がん細胞のや組織の異型度(正常からのへだたり具合)を示す分類。 乳がんとしてのたちの悪さ(転移・再発のしやすさ)を言い表し、細胞診の結果をグループ分けしたもの。 グレード分類は1から3の3段階に分類されていて、大きな数字ほど悪性度が高い):Grade1(穏やか)   がんの大きさ:Stage1と2の境目くらいじゃないか?2cmくらい。  

以上の情報を得ました。HER2に関してはもう一度詳しく再検査をしなければいけないとのことでした。陽性より陰性の方がより穏やかなので、陰性だといいな…

 

そしてこちらの医院と提携している大きな病院を紹介してもらうことに。

 

いくつか可能性がある病院のうち、予約がいちばん早くできて、行くのがそれほど大変じゃない病院。

 

そして大事なことがひとつ。乳房を全摘した場合に、乳房再建を望むかどうかでも病院が変わってきます。摘出手術と再建を同時手術が可能な病院もあるんです。

 

その時点で、医師が言うには、私のがんは大きさ的に全摘をしなくても乳房残しつつ手術ができるのではないか、と言われました。

 

ただ、詳しいことは大きな病院でMRI等受けないとまだわからないので、いろんな選択肢が広い方がいいと考え、再建同時可能な病院を選びました。

 

本当は家から自転車で5分くらいの病院も選択肢に入っていたのだけれど、どうも予約が相当先になるそうなので諦めました。残念。で、車で30分くらいにある大学病院(B病院)にしました。

 

この病院決めまでをその日のうちにやり、予約日が決定したら電話をしてくれることに。

 

最後に、どうしても聞きたいことがあってそれを質問してみました。

 

私は30歳の時から毎年乳腺検査を受けていて、40を超えてからはマンモグラフィをしています。

 

もちろん去年もやっていて、再検査にはならかった。

 

そういうものなんだろうか?一年の間で大きくなるんだろうか??

 

医師が言うには、私の場合はゆっくりゆっくり大きくなっていると。去年はそれがひっかからなかった。今回もわかりにくかったけれどなんとか見つけられたと。

 

どうも5年くらいかけてここまでの大きさになっているんじゃないかと言われ、かなりかなりびっくりでしたよ。

 

5年前からずっとがんがあったんだね…

 

夫や子供たちも心配していたので、すぐにLINEで伝えました。心配かけたくないなぁと思いつつ、でも事実だからしょうがない。

 

穏やかながん(なんか変な言い方だけど笑)。そして手術しても全摘じゃないだろう、という所見。それに救われて次のB病院に行くまではそれほど動揺せずにおりました。

 

紹介用に持っていく資料等が用意できるのが1月17日(月)、その日にまたA医院に行き、B病院の予約は1月18日(火)となりました。

 

この続きまた書きます。

 

あじさい