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「NO TIME TO DIE」ようやく観れた!<ネタバレなし>

おはようございます、あじさいです。

「NO TIME TO DIE」感想いってみます。

ネタバレなしでどこまで言えるのか??ってことで当たり障りないものになってしまうかもですがご容赦ください。

 

やはり、ダニエルクレイグぽいものだったな、というのがざっくり感想です。

いや感慨深い… 終わってしまった…

最初から観た方がいい

「カジノロワイヤル」から全5作。まだ観てらっしゃらない方は、やはり前4作を観るのをおすすめしたい。

 

理由のひとつは、ダニエルボンドの14年に渡る変遷を見るのが醍醐味だということ。

 

もうひとつは、やっぱりお話の流れとして最初から観ないと、よくわからんてことです。(というか、今回もそうだけど一回観ただけじゃ理解できないことたくさんなんです…)

 

5作中、私が好きなのは「カジノロワイヤル」「Skyfall」ですかね。

 

時代に合わせた007

ここ数年でも様々な価値観、ポリティカルコレクトネスやジェンダーに関する考え方の動き、うねり、それまでは普通だったりスルーだったりな事柄が通用しなくなっています。

 

それに合わせて007もそれにキャッチアップしていかないと見放されてしまう。

 

そのひとつの現れとして、所謂「ボンドガール」の存在がなくなっているという事かもしれない。

 

ボンドと恋に落ち、命を落としがちな薄幸な女性が今回出てこなかった。

 

ノーミ(ラシャーナ・リンチ)もパロマ( アナ・デ・アルマス)も今回初出演なんだけれど、2人ともボンドと同じエージェント。

 

ノーミは黒人女性。

 

Mが男性に変わって残念だなぁ感と女性の扱いから私は「SPECTRE」が好きじゃなく、その点でもそこらへんの価値観アップグレードしたなっていう今作はかなり好きです。

 

ダニエルクレイグカッコいい

歳を重ねたダニエルクレイグがカッコイイです。

 

アクション、カーチェイス、とにかくすっごいです。

 

すっごいしか出てきません。

 

映画館にて全身で味わってください。

 

残念な点

長尺なのはまぁいいんだけども、もう少しヴィランサフィン(ラミマレック)を深掘りできなかったかな…てこと。

 

色々描きたいことはわかるんだけれども、そこがね、ほんと残念。

 

彼の過去、そこに至るまでのお話、ヴィランとしての造型をもう少し突っ込んで描いてほしかったな…

 

そうじゃないと、お話しに深みが出ないし、いろんなことの説得力が違ってくると思うんですよね。

 

だから、映画として娯楽として楽しめた!!!!という感想と、物語としての物足りなさが私の中で両立してます。

 

そのうちネタバレありでも書いてみようかな。どうしようかな。誰かと感想を言い合いたい!!という気持ちでいっぱいです。

 

今、この記事を見つけて最初の方を読んでみたら、こんなことが書かれてました。

No Time to Die, the 27th movie in the James Bond franchise and the last to star Daniel Craig, isn’t the best Bond movie. Yet it may be the greatest. https://time.com/6102342/no-time-to-die-review/?utm_source=twitter&utm_medium=social&utm_campaign=editorial&utm_term=entertainment_movies&linkId=134685041

 

ジェームズボンドシリーズの27番目の映画であり、ダニエルクレイグが最後に出演した映画、 『007ノータイムトゥダイ』は、最高のボンド映画ではない。 それでもベストなものかもしれない。

今日のタイトル下写真とこちら、去年の9月に映画館に貼ってあったポスター。延期から1年半、ようやく観れました…

 

それでは。

あじさい