「しんどい母から逃げる!! 〜いったん親のせいにしてみたら案外うまくいった〜」どんどん親のせいにしよう
おはようございます、あじさいです。
今日は読んだ本について。
電子書籍最強
ポイント還元キャンペーンの多いDMMブックスを最近愛用してます。
ほんとは紙の本が好きなんだけど、結局読めずに終わるんですよね…
電子書籍だと、布団の中で寝る前でも夜中起きたときでも、枕元に本も置かず、ライトも置かずにスマホさえあれば読めるっていうのが私にとって本を読むのに最もハードルが低い。
(スマホは睡眠には良くないってわかってはいるんですが…)
しんどい母から逃げる!! 〜いったん親のせいにしてみたら案外うまくいった〜
https://twitter.com/tabusa/status/1434899611689230341?s=20
此方のツイートをきっかけにして、読みたくなりました。
電子書籍の最強なところは、夜中でもいつでも、読みたい!!!と思ったらすぐに手に入るところですね。本屋に行くこともなく配送を待つこともない。ストレスレス…
親がらみで悩んでいる人全員に読んでほしい
↑これに尽きます。
私の親は毒親っていうわけではなかったけれど、でもかなり自分がアダルトチルドレン気味だったことを40超えてから自覚するようになって、親からの枷を外すのに時間を要しました。
長い時間をかけて親との関係が出来上がってきているので、そこから解放されるにも時間がかかります。
親からの祝いは呪いと紙一重で、「あなたのことを思って」が内包する愛情らしきものは束縛と同義かもしれない。
私は子どものころから両親からの縛りが強くて、大学生になっても外泊なんてもってのほかだし一人暮らしなんて論外で、でもそういう親からの期待と束縛を頑なに守らなきゃ愛してもらえないと思い込んで言われた通りに生きてきました。
親を反面教師にしようと、自分の子どもたちには絶対に同じ事はすまい、とそれだけは自分に言い聞かせてきました。
上の娘が地元の大学には行きたくない、関東の大学に行きたいと言ったときも応援したし、本人の頑張りもあって合格したんですが、その時に私の中に眠っていた黒々とした感情が湧きあがってきてびっくりしました。
私が許されなかった一人暮らしができること、彼女が自分の希望を軽々と叶えていくことへの嫉妬とでも言うものでしょうか。
2、3日、寝込みました。娘が遠くに行ってしまって寂しくなるからっていうのは少しはあったかもしれないけれど、その黒い感情のせいだと思ってます。
親のせい。
いや、でも、自分も大概おとなだし、そんな全部親のせいばかりでもないだろう、と思いたい。自分にだってできることはあったのに。と。
親を愛するのは自然で美徳で当たり前なんだから、と私たちは刷り込まれてますから…
しかし!
いいんです。うちの親はこの著者の親ほどひどくはなかったけれど、全部親のせいにしていい。
親のせいにすることから始める、簡単なように見えて実はすっごく困難なことがいかに必要なのか、がとても理解できる本です。