「Permission to Dance」 に様々な感想が… しかし、「ぬが はる こんで???」
「Permission to Dance」、エドシーランが制作に関わってるっていうことなど解禁前に彼自身が暴露しちゃって話題になってました。
Youtube再生が1憶回を越え!
しかしどうも、この新曲、いろんな感想が渦巻いているみたいで… 古くからのファンの中には、ラップがないしBTSらしくないとか、別に今これをBTSが歌う必要ないんでは、とかとか…
私はDynamiteから聴き始めた古くないファンだから、なかなかそういう感想についてはわからないんですが、好きなアーティストに対して「変わって欲しくない」という気持ちは分かる気がします。
新しいファンが増えていくのも、嬉しい反面、寂しい気持ちにもなったり。
以前私はスガシカオが好きで好きでライブにもよく行っていたんですが、彼が事務所を辞めてから、その音楽や彼がSNSで見せる言葉なんかに???となっていき、聴かなくなりました。今でも自分が好きだった頃の楽曲がいちばん、と思っちゃいます。
だから、そういうファンの言葉もわかる。変わってほしくないってこともわかる。
だから、そういう風に感じてしまうとしたら、無理をしてファンを続けなくてもいいし、好きじゃないとか私には合わない、ということを思ってもいいんだと思う。
ときどき、BTSのファンが拗らせてアンチになってしまったような人をTwitterで見ることがあるんだけど、その負のエネルギーをどうか前向きの、自分にとって好きな方向へ向けて行って…と祈ります。
昨日アップされた、CDの開封式みたいな動画を観たんですが、
ジンがCDボックスに翼の絵を描いていて、それを見たRM(17:11くらい)の言っていた言葉が
もう卒業しましょう 「WINGS」や「Young Forever」からは
だったんですよね。
「WINGS」「花様年華 Young Forever」は、2016年に出されたアルバムの名前です。
花様年華シリーズは、
それまでのヒップホップ色の強かったイメージから一転、大衆的なメロディーで、少年が学校を卒業して青年へと成長する過程の苦悩や葛藤を描き、青春の美しさよりもその本質に潜む危うさに焦点をあてた ウィキより
彼らが初めて音楽番組で1位を獲ったとのこと。
この時期の楽曲でぐわあっとファンダムも大きくなり、その年にMAMAでの大賞を、三大事務所以外の出身アーティストが初めて獲るという快挙を成し遂げたそう。
RMがここまでクリアに、卒業しましょう、というメッセージを出すっていうこと。彼らはいつまでもずっと同じ場所に居るわけじゃなくて、「Dynamite」と「Butter」で全編英語詞を出し、こうやって「PTD」でも、英語と手話を使い、全世界すべての人に向けた応援ソングを作っていく覚悟をしているんだなぁとつくづく感じたわけです。
Rolling StoneのインタビューでのJ-HOPEの言葉を抜粋します。
ーそこから学んだことは? 自分がいちばん得意なことをやるべきだ、ということですね。時間は流れて、人生は進んでいきますから、僕たちは音楽とパフォーマンスを続けなければいけません。人々の心を慰め、希望のようなものを与えられる音楽をつくるべきだと素直に感じたんです。ほかの人たちと同様に僕たちも普通の人間ですから、同じことを感じるんです。だからこそ、人々にもっと共感してもらえて、もっと元気を与えられる音楽をつくり、パフォーマンスがしたかったんです。 https://rollingstonejapan.com/articles/detail/36051
ーBTSのデビュー初期、タフなイメージだった頃のMVなどを振り返ってみて、当時の印象はどうですか? シングル「No More Dream」をリリースした頃のBTSの楽曲は、偏見や抑圧との闘いを表現していました。ですから当然、こうしたコンセプトが当時のスタイリングや視覚的な要素に入り込んでいます。これが当時の僕たちのアイデンティティーであり、表現であるとも言えるでしょう。でも、いつまでも同じ状態で立ち止まっていることはできません。時間の流れとともに物事は変わり、トレンドも変わります。僕たちの音楽性もそうです。僕たちは、周囲への影響、オーディエンスについて考えました。そうしたものが音楽のスタイルやコンセプトの変化へと導いてくれたんです。
抜粋した箇所を読むだけで、彼らがこの「PTD」を作った理由が浮かび上がってきます。特に、
でも、いつまでも同じ状態で立ち止まっていることはできません。時間の流れとともに物事は変わり、トレンドも変わります。僕たちの音楽性もそうです。
ここの部分、彼らは変わっていくんですよね。歳も取るし、身体は衰えていく、考え方だってどんどん変化する。皆が予想もしなかったパンデミックにも襲われた。だから、その「変化」を受け入れられない、楽しめないのであれば、それは彼らのターゲットではなくなった、という意味かもしれない。(私はよくドラマが自分に合わないなと思うとき、ターゲット層じゃないんだなぁと感じます)
また、彼らの歌で、こんな歌があります。
うりが あにみょん くれ우리가 아니면 그래僕達じゃなければそうだぬが はる こんで?누가 할 건데?誰がやるんだよ?Louder than bombs I sing爆弾よりも大きく僕は歌うのわ ねげ やくっそけ너와 내게 약속해君と僕に約束するおっとん ぱどが とぷちょど어떤 파도가 덮쳐도どんな波に襲われてもうりん っくどぷっし のる ひゃんへ のれはる こらご우린 끝없이 널 향해 노래할 거라고僕らは果てしなく君に向かって歌ってるとLouder than bombs I sing爆弾よりも大きく僕は歌う
コロナ禍で世界に向けて歌を歌う。BTSが歌わなくて誰が歌う???なんですよ!!!
次回は、この歌の普遍性について書いてみたいと思います。
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あじさい