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Rolling Stone の記事で是非読んで欲しい文章はこれ 

音楽雑誌に来ないかな来ないかなって待ってたらやっと!きました~!

6月号です。

https://www.rollingstone.com/music/music-features/new-bts-song-2021-worlds-biggest-band-1166441/

結構長い記事だけど読んでみました。難しい単語もたくさんあるけれど、Google翻訳やPapago翻訳もあるし、外国語の壁、下がってますね。

ただ、思うのは、彼らが韓国語で話したことを、英語に翻訳し、その英語を私が日本語に直しながら理解する、というのがどうにもこうにもまだるっこしいです。

オリジナルの彼らの韓国語を聞いてみたいな~って思っちゃう。その韓国語そのものに翻訳をかけて日本語にしたい!

とまあ、ぜいたくなことを先に書いてしまいましたが、しかし、彼らが何を考えているのか、それを知るのはとてもとても嬉しい。

BTSに最初ハマったのはそのパフォーマンスや歌の卓抜さなんだけれど、どんどん追っていくうちに、彼らが作るアルバムのコンセプトや歌詞そのもの、国連でのスピーチなどで話す内容など彼らのコアな部分を見せているその様に惹かれていってます。

だから、歌やパフォーマンスやバラエティで楽しみつつ、彼らの発する言葉を知りたい。ついこないだ、アメリカでのアジアンヘイトがひどくなった時に彼らが出したメッセージ、心が痛みます。でもこうやって自分たちの考えを言葉にして世界に発信する彼らの態度に尊敬しかないです。

上記Rolling Stoneの記事中にあるRMとSUGAの言葉を抜粋します。

RM

Now, of course, there is no utopia,” RM continues. There’s a light side; there’s always going to be a dark side. The way we think is that everything that we do, and our existence itself, is contributing to the hope for leaving this xenophobia, these negative things, behind. It’s our hope, too, that people in the minority will draw some energy and strength from our existence. Yes, there’s xenophobia, but there are also a lot of people who are very accepting. . . . The fact that we have faced success in the United States is very meaningful in and of itself.”

「もちろん、ユートピアはありません」とRMは続けます。 明るい面もあれば、暗い面もあります。 私たちの考え方は 私たちの行動や存在そのものが 外国人嫌い(ゼノフォビア)や否定的なものを過去のものしたいという希望に貢献しているということです。マイノリティの人々が私たちの存在からエネルギーや力を得ることも私たちの希望です。 はい、外国人嫌いも存在しますが、積極的に受け入れてくれる人もたくさんいます……。 米国で成功に直面したという事実自体に、非常に意味があるのです」と述べた。

(Papago翻訳後、手直ししました)

ゼノフォビア、アジアンヘイト。今、現状ある事実に悲観せず、暗い面と明るい面がある中で、その明るい方向を向いていく覚悟をしているRMの言葉が、自分たちがアメリカに出向き、世界中を回った際に様々なきつくて辛い経験をしたであろうその経験故に出ているかと思うと、言葉がないです…

It’s not uncommon for the members of BTS to shed a tear or two while they’re addressing fans onstage. Along with their comfort with makeup and iridescent hair dye, it all plays into their instinctive rejection of rigid conceptions of masculinity. “The labels of what being masculine is, is an outdated concept,” says RM. “It is not our intention to break it down. But if we are making a positive impact, we are very thankful. We live in an age where we shouldn’t have those labels or have those restrictions.” 

防弾少年団のメンバーがステージでファンに向かって演説している間に涙を流すことは珍しくない。 メイクアップや虹色の染毛剤による快適さとともに,それらはすべて男らしさに対する硬直的な概念を本能的に拒絶することになる。「男らしいというレッテルは時代遅れの概念です」とRMは言う。 同氏は、「これを壊すのは、私たちの意図ではない。 しかし、私たちが良い影響を与えているならとてもありがたいです。 私たちは、このようなレッテルを貼ったり、制限を受けるべきではない時代に生きているのです。」

彼らがピアスをしたり指輪をしたり、髪の毛をさまざまな色に染めたり。極彩色のMVだったり、フワフワでヒラヒラしたシャツを着たり。新曲のプロモーションの写真を見ても、そういった表現を選ぶのは、RMが言っているように、男らしさの(たぶん女らしさも)概念を壊すわけじゃなく、そういうものに囚われた考えから離れていくことを目指しているんじゃないかなと。

Over the course of the group’s existence, none of the members of BTS have acknowledged any romantic relationships, though several have alluded  to dating before they joined. The official line is they’re too busy. The usual pop-group thinking might suggest BTS worry about fan reaction on this subject, but Suga, at least, rejects that idea. “I have a hard time understanding this question,” he says. “The ARMY is a diverse group. In this hypothetical situation, some may accept it, some may not. Whether it’s dating, or something else, they’re all individuals, and they will understand things differently.”
かなり突っ込んで回答していると思いました。
デート。恋愛。彼らの年齢からいうと、そういったロマンスが生まれたり話が出てくるのは自然なことなんだけど、アイドルというものの持つ運命なのか、そういった話は限りなく皆無なんですよね。(ないこともないけれども)
ただ、SUGAの回答が、ファンであるARMYが全員同じ考え方をするわけではないから、デートに関してだけじゃなく、他のことでも、受け入れてくれる人もいれば受け入れてくれない人もいるだろう、と言ってるのがすごいなぁと。ほんとにSUGAらしい。
ロマンスや、たぶん他のことというのは彼らがいずれ直面する「入隊」も含んでいるのかなと思うのですが、ARMY全員が受け入れてくれることもないけれども全員が反対するわけでもなく、彼らがこの先の将来について、淡々と選択していくしかないし、自分以外のメンバーが何がしかの選択をすることへの布石とも言えるのかな、と思いました。
記事を読んで、是非このアメリカ版雑誌が欲しい、と近くの本屋で予約できるところがあったので予約しました。発売がとても楽しみです。そして、日本版も出るようなので、要チェックですね。
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お越し頂きありがとうございました。
あじさい