人を許せないときにどうするか、への宇多田ヒカルの答え
ちょうど1年前の今頃、宇多田ヒカルのインスタライブを見ました。それについて書いたことを編集します。
「過去のトラウマから離れられない、人を許せないのだけれどどうしたら?」という質問に対して、
- 自分を許してあげること
- 人に話すこと
- 日記を書く
- プロの人に話を聞いてもらう
と彼女は答えてました。
「トラウマが体の傷だったらなら、治らないときに自分を責めたりしないじゃない?時間がかかるって思うのに、心だと自分を責めたりする、自分を許してあげるってことが大事」
というようなことを話してました。
まず、自分を許してあげるってことを挙げた宇多田ヒカル。
ほんとにそのとおりだと思うから。
人を許せないとき、自分を許せてないってこと多いと思う。
私は親に対して一時期かなり恨みを感じていたことがあって、距離をとったり(精神的にも)もしたんだけれど、その時に感じたのは、自分を許せてない、ってこと。
育てられ方のせいで自分の子供に対してしてしまったことを、後悔して責めて、それを親のせいにしてたってことで。
2020年1月に母が亡くなり、いなくなって親は親なりに精一杯だったんだろうと思える。
私もその時には精一杯だった。一生懸命子育てをしてたと思えたら。自分を許せれば、親を許せるんだなぁ、と、そんなことを彼女のインスタライブを聴きながら思いました。
宇多田ヒカルは、デビューの頃から聴いていて、結婚、離婚、人間活動のための休止、母藤圭子の死などひとりで背負っているものが物凄く多い… とずっと見ているのだけれど、彼女が生む歌詞や曲が彼女の中から生まれてくるのが奇跡みたいで、それを聴かせてもらうのがありがたい…
最新曲が「シン・エヴァンゲリオン」の主題歌になっていて、映画を観る前に聴いていた「One Last Kiss」が、映画館で映画の最後に流れてきた時、私の中でこの曲が完成した気がしました。
https://yutaka-sukkiri.com/2021/02/21/things-to-have-done/
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お越し頂きありがとうございました。
あじさい