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実家の父が呆けてきたかもしれない

母が亡くなって8ヶ月経ちました。父はひとりになってすぐにコロナのせいで数か月サークル活動ができずに自宅で自粛期間を送っていました。

6月になって一部のサークル活動が始まり、やれやれとほっとしたのですが…

 

私も6月と8月に帰省してきた時に、ちょっと物忘れがひどくなってきたかな…と感じてはいました。なんでも一人でできるし、母が亡くなってからもがっくり落ち込むようなことは表には見せず、安堵してたんですよね…

 

LINEも教えたらすぐ覚えて私の娘たちとの家族LINEにも参加しているし、パソコンで年賀状も作れる。サークル活動で必要な文書もWordやExcelで作れます。年齢(今年80歳)のわりにいろいろできるなぁと思ってみてます。

 

父と同じ県に住む妹が、この間の四連休に帰省した時、妹の配偶者と3人でランチにレストランへ行ったそうです。混んでいたけど美味しかったとLINEのやり取りを見ていて良かったな~と。

 

そうしたら。

 

昨日父から、その時のランチの事を聞きたいから電話して、とLINEが来たそうです。なんのことかと電話してみたら、その日の領収書を見ていて、おかしいな、と思ったらしく。

 

どうも、妹と2人だけで行ったと思いこんでいたのだそうです。妹の配偶者もいたので3人なんですが、それを忘れていて、2人だけなのになんでそんなにたくさん注文したか、わからなくなったみたいなんですよね。

 

妹はショックだったと言ってました。ここまで忘れてしまうとは。

 

年齢のわりに若く見えるし、実際若い、と周りも本人も思っていたけれど、実は母が亡くなってから、見せないけれどもかなりの喪失感を抱えているのではないかと思うんですよね。

 

そりゃ。50年以上一緒に居た人が突然居なくなるわけですから。自分にもわかっていないのかもしれない哀しみが脳に影響を及ぼしてる可能性はあると思います。

 

特に今年はコロナが大きく立ちはだかっています。もしなければ、私はもっと頻繁に実家に帰れただろうなと。6月と8月に行ったときにも、やはりずっと一人で暮らしていると喋る相手がいなくて寂しいと言ってました…

 

生きていく上での考え方が違うってこともあって、父への感情はかなり複雑なんですが、(記事にも書いてます)それとは関係なく、元気で生きていてほしい。一緒に住むのは無理だけれど、ときたま食事を一緒にして母の思い出話をしたいなと思ってます。

 

父の呆けが年相応なのか、認知症に繋がっているのか、よくわからないのですが、コロナがここのところ落ち着いてきているので、また実家へ行って顔を見てきます。

 

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お越しくださりありがとうございました。

あじさい