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こんな時だからこその掃除のききめ

とうとう緊急事態宣言が出るのですね。

情報にアップアップ

Twitterを毎日眺めては自分も書き込みする日々でしたが、先週金曜から情報過多に疲れてしまって、とりあえず情報はNHKのニュースだけでいい… とTwitterから離れています。  

テレビからは良いニュースが聞こえず、外出自粛、ずっと家に居ると、気持ちが落ち気味… 美味しいものを作って食べビールを飲んでいても、体が鈍ってきます。  

こんな時に何ができるだろう、と模索中ですが、そのひとつは「掃除」かな、と。  

掃除は何のため?

私にとってめんどくさい家事のいちばん、な掃除。朝掃除機で吸っても吸っても、夕方にはホコリがたまり、拭いても拭いてもガス台は毎日汚れる。  

「掃除」で思い出すご夫婦が居て。以前、毎朝、夫を最寄り駅まで車で送っていたんですが、帰り道に必ず通るご近所の70代くらいのご夫婦が、雨が上がった日の朝6時前後、必ず、そのお宅のシャッターと、エアコンの室外機と、植木鉢を綺麗に拭きあげてるんです。お二人で。  

毎回です。  

すごいなぁと、感嘆して見ていたんです。私には無理だなぁと。でも、今思うのは、もちろん見栄えを良くするためっていうのも綺麗にする目的ではあるのだろうけれど、綺麗に拭きあげることで、自分の気持ちが良くなってスッキリするんだろうなと。  

すぐ汚れるから掃除しても虚しい、とずっと思ってきたけれど、このご夫婦が毎回していることを私も今なら理解します。  

この週末、汚れきった室外機を拭きながら、トイレやお風呂の外窓を拭きながら、ああ、綺麗にしているのはその物自体もあるけれど、自分の中に積もっているモヤモヤや塵のようなものでもあるのかなぁと思うに至りました。  

掃除のききめ

どこにも行けず、誰とも会えず、情報を極力遮断している時に掃除自体がこころに安定をもたらすというのは驚きだったけれども、内面を覗き、内面をできるだけ平穏に落ち着いて過ごすための術でもあるように思います。  

今はみな修行僧の行動に倣う時なのかもしれません。面倒だと思っていたことをちょっと前向きにできるといいなと思います。

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ロジカルに。ひたすらシステマティックな勝間式。


勝間式 超ロジカル家事

過去記事から。

http://yutaka-sukkiri.com/2019/02/26/kaji-shisugi/

************* お越しいただきありがとうございました。

あじさい