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大掃除という言葉がキライだった

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unsplash-logo Jennifer Burk

いつの間にか師走も半分終わってしまいました。流行語大賞発表も終わり、今年の漢字発表もM1グランプリも終わり、あとはクリスマスと、そうあれの時期なんですよね… それは。

 大掃除

テレビでも雑誌でも誰かとの会話でも、この季節に必ず出てくる言葉。

 

案の定、今日本屋で見つけたのは、クロワッサン、大掃除特集。

 

年末に家の中を隈なく掃除するよう強要するこの言葉がキライ。ほんとにキライ。だった。

 

思い込んでること

でも、それって自分がそうやって自分を追い込んでるっていう面もあるんだよなぁとも思ったり。ただ、この言葉のもつ力って、新しい年を迎える前にきれいにしなきゃっていう義務というか責務というか、そういう責任をぐいぐい押し付けてくるんですよね。

 

私が子供の頃、年末に毎年父の実家に行くと、家族総出で雨戸や網戸を外して洗い、窓を拭き、紙類を簡易焼却炉で焼いていました。鏡餅を飾り、玄関にも車にも正月飾りを付け、母と祖母はおせち料理を数日かけて作っていました。

 

昭和の時代の話です。

 

習慣と慣わしと伝統みたいなものがまだまだ生き生きとしていた時代。その当時は大掃除というのは家族の中でのある意味次へ向かう通過儀礼というか、そこを通って新しい年に入っていく儀式のようなものだったのかなと思うんですよね。

 

晦日には蕎麦を食べ、家に一台しかないテレビで紅白を皆んなでコタツの中で見て除夜の鐘を聞く。

 

その前に家を清めて心もスッキリさせることは大事だったんだろうなぁ。

 

変化

でも今はテレビは家に数台あったりもするし、子供はテレビなんて見ないかもしれない。スマホで何でもできるし、何かを皆んなですることって随分少なくなったような気がします。

 

お正月といえば、スーパーは4日くらいまで開かないからいろんなものを買いだめしてた昔に比べたら今はコンビニがあるし、料理を作りだめする必要もないし、すぐに日常生活が始まっていく。

 

でも大掃除だけなんだか私の中で大きいんですよね。

 

やらないといけないものって。

 

自分で決める

当たり前のことだけれど、何をどうするか、は自分で決めればいいことなんですよね。ひとりで勝手に圧力を感じる必要はない。別に寒い時期にわざわざ大掃除する必要ないと思えば、夏にしてもいいし、普段の掃除だけでも十分だと思えばそれでもいい。

 

ちょっと気持ちよく過ごすために、ここだけは掃除しておこうと決めればそれでよし。

 

周りに惑わされることなく、自分で決めていこうって思います。

 

 

皆さんは大掃除、どうしてますか。

家族皆んなでワイワイやるのもいいですよね。うちはもう子供が大きくなってしまってそういう時期は過ぎてしまって残念ですが… 日経新聞の土曜版に紹介されてましたが、水拭きするのではなく、乾拭きだけなら手間もかからないし、1日使ってざ〜っと終わらせたり、こうしなきゃ、っていうのから離れられると気持ちが楽ですね。 

 

 

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お越し頂きありがとうございました。