MENU

補聴器受け取りに立ち会う前と後の私のストレス

おはようございます。

週末に実家に行ったのは、補聴器の受け取りに立ち会うためです。

2週間前の購入時は妹が立ち会い、受け取りは私が、と分担制。

 

補聴器のお店は車で20分くらいの場所にあります。そのお店に直接行って購入したのですが、基本的に購入も受け取りもお店まで出向いてもいいし、自宅まで訪問してもらってもいい、という感じです。

受け取り前

お店とのやり取りは妹がやっていて、13日土曜日のお昼頃自宅で、という約束をしていました。

 

そうしたら、どうも父は家に来てもらうよりお店に行きたい様子。

 

前日の金曜日に、店に行きたい、と言うので、お店とのやり取りでもう決まっていることだから今更変更できない、と伝えました。

 

そして土曜日の朝。

 

家で待ってるのはいやだ、お店に行きたい、とまた言い出す始末…

 

それも何度も。待つのは嫌い、自分が行きたい、と。

 

これまでも、携帯電話会社の順番を待っている時も、回転寿司の順番待ちの時も、番号札をもらっていて自分たちの番号は呼ばれてないのに、待つのが嫌なもんだから、すぐお店の人に「まだですか」と聞きに行く。

 

いつも呆れているんだけど、今回は何度も何度もほんとにしつこいので説明しました。

 

妹の話では、お店の人はうちに来る前に他の方を訪問されているようで、時間がだいたいお昼ごろという幅をもたせた約束になっていること。今お店に行ったところで、担当者はお店には居ないだろうということ。

 

今更お店の人に場所を変更をお願いするのは迷惑だし申し訳ないこと。

 

そうしてようやく理解したようでした。相手に迷惑だから、と伝えたことが良かったみたいです。

 

ふぅ、疲れる。

 

受け取り後

さて、操作の方法を教えて頂き、スマホアプリで音の大きさなどを簡単にできることもわかり、やはり父ひとりじゃなく、一緒にその場に居て良かったなと思いました。

 

設定のいろいろを微調整するためにまた次回チェックしてくださるとのこと。次はお店に行くことに。

 

そしてお店の方が帰られると、父が補聴器をすぐ外そうとするんですよ。

 

えええ???なんで??????

 

「ちょ、ちょっとなんで外すの」

「なんかうっとうしい」

「は???着けないと慣れないって言ってたじゃない、一日一時間は必ず着けてくださいって言ってたから着けようよ」

 

なんか渋々着けて…

 

買い物に行って戻ってきたらすぐに外してました。はぁ… なんとなくわかってたけれどね。

 

自分は耳が悪い、聞こえない、という事がまだ信じたくない気持ち、これがどうしても拭えないんだろうなぁって思います。

 

父が聞こえるように声を張り上げたりゆっくり話したり、何度も聞き返されるのがすごいストレスだから、私が家にいる時くらい補聴器着ければいいのにさぁ… と、話をする気も失せました。

 

そして翌朝。

 

起きていくと、やはり着けずにテレビを観てました。やっぱりな…

 

妹からLINEが来たので3人で話を始め、どうして補聴器を着けないのってことになり…

 

妹も呆れてる感じがアリアリだし、もう私はめんどうなので何も言わずに話を続けていたら、ようやく着ける気になったのか、妹に着けている姿をカメラで映して見せたりしました。

 

疲れた…

 

あまりうるさく言うと余計に意固地になったりもするので、もう自分で良いようにしたらよろし…

 

自分の耳の聞こえ方が悪いことで他のひと(家族や友人関係)に迷惑をかけてる可能性みたいなものを考えられないっていうのが、元々の性格(自分がいちばん)と認知機能の低下によるものがあって、加速しているような感じがしました。

 

ひとり暮らしだし、普段テレビの音が大きかろうが誰にも迷惑かけることはないし、補聴器をどう使おうが、まぁね、もう期待しないでいます。

 

確かにこれまで聞こえなかった音が聞こえるようになるので「騒がしくて」鬱陶しいというのもあるのもわかります。でも、音が聞こえなかった今までよりちゃんと聞こえるべき音が聞こえてくる方がいいじゃないですか。それを伝えてきたけれど、理解したかどうか。

 

ただとにかくプライドみたいなものがあるんだとすれば、ほんとくだらないよなぁって思って見てます。

 

昨日行ったスーパーで高齢男性が大きな声を出してお店の人に怒っていたのを見たり、一緒に住んでいる義父が膝が悪いのにスティックを使わずに公園を歩いている理由をプライドがあるから、と言っているのを聞くと、ほんとうに、なんでこうなるんだろうって悲しくなるし呆れます。

 

生きづらいひとたち…。

 

それでは。

あじさい