ネトフリ「SEX EDUCATION」ティーンから大人までみんなに観てほしい!
おはようございます、あじさいです。
音楽のサブスクはApple Music、映画ドラマ関係はNetflixに入ってます。
最近ネトフリに入ったというのも、タイトルに書いたこのドラマがものすごい面白いから!と長女に言われたので。
ドラマタイトルがいまいち親子で話すにはちょっと口ごもっちゃう感じなんですがね、最近感じているのが性教育がどうしてこうも日本ではクローズなものなのか。
緊急避妊薬が未だに病院を受診しないと買えないのか。
生理用品を買うのがなぜ恥ずかしいと感じてしまうのか。
などなど考えていたので、このドラマを観て、性教育という意味でも、人と人との関係の大事さ、言葉を使ってコミュニケーションすることが性を語る上でも主幹をなすことなど、伝えようとするメッセージが本当に素晴らしくて、笑いながらそして涙しながら3シーズン全24話、ノンストップで観てしまうドラマでした。
ちなみに、このドラマはイギリスの架空の町にある高校が舞台なんですが、ドラッグストアで緊急避妊薬を買うシーンがありました。
性行為の場面など、親子一緒に観るにはちょっと躊躇しますが、それぞれ一人で観ればいいと思われます。
日本では、性教育の話になると、よく「寝た子を起こすな」という言説を聞きます。緊急避妊薬がなかなか市販化されないのも、この考え方が根底にあるのではないか、とも思います。
この「SEX EDUCATION」を観て思ったのは、性教育というのはセックスという行為のことのみを教えるわけではないっていうことです。
相手を思いやること、気持ちを尊重すること、それがひいては人権や基本的な自尊感情などをはぐくむために大切なことだと思うんです。
今日もニュースでやっていましたが、小中学生の自殺の数が過去最多になったそう。不登校も増加。
https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20211013/1000071468.html
日本の若者は自己肯定感が低めだというニュースも耳にします。
なぜなのか。
性がうしろ暗いものとして扱われ、学校で教えられることもない。日本の社会のネトウヨやヘイトの横行、数多の嫌韓本が普通に売られ、政権与党は今回の選挙公約の中に「選択的夫婦別姓」への文言さえ外してしまう。
どう考えても人権への考え方があまりにも幼稚。
本当に最近の政治を見ていると、この社会だから子供たちが未来に希望を見いだせないんじゃないか、と思ってしまう。
息苦しい社会に生きているなぁとほんと感じます。
みんな、「SEX EDUCATION」を観るべし!!!
それでは。
あじさい