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「ハコヅメ ~たたかう!交番女子~」マンガが読みたくなる!!

おはようございます、あじさいです。

今週、「ハコヅメ」が最終回でした。

途中、主演永野芽郁のコロナ陽性の発表があり、彼女の体調と共に、最後まで終わることができるんだろうか?と心配でしたが、最終回まで観れて良かった♪

https://www.ntv.co.jp/hakozume/

 

恋愛が出てこないのがイイ

男女のバディ、同性同士のバディ。

バディが出てくるドラマって面白いですよね。

大河ドラマ「おんな城主直虎」では、直虎と政次という男女でしたが、そこに「恋愛」は入り込んではこず。

それが更に私には魅力でした。

私がこの「ハコヅメ」を好きだった理由のひとつとして、恋愛がメインじゃない、どころか恋愛が出てこないってこと。

いや、恋愛ドラマも好きですよ。でも、なんだかそればっかりなドラマには若いときほど食指が動かず、最近は特にね。

恋愛の話って、行き着く先が昔から「結婚」じゃないですか。選択的別姓が認められてもいない日本で結婚がもう既にオワコンのように思えてならず… 心が躍りません。

 

お仕事ドラマとして

警察官というひとからあまり好かれない、どっちかというと忌み嫌われてしまう仕事をなんとなく堅いからという理由で選んだ主人公、川合の成長物語なわけですが、バディとなる藤(戸田恵梨香はじめ、周囲の同僚先輩の全員がキャラが立っていて、魅力的なのがすごい。

 

これはマンガ原作で、かなり人気も高く、キャラの面白さは折り込み済みなんだけれど、実写にするとなると、また違う難しさが出てくるわけで。

 

原作ファンの知り合いが、キャストを見て褒めてたくらいなので、やっぱりキャスティングの勝利っていう面もあるんでしょうね。

 

そしてお仕事の描写。

 

これがちゃんと説得力もあり、コメディ要素多めなのに軽いばかりじゃなく、突然重い展開もあったりして、川合が一人前の警察官としてスタートに立つまでの流れを毎回楽しめました。

 

特に、私がものすごくものすごくいいな…と思ったセリフがあって、それは藤の言葉なんですが、

川合「藤さんは今まで警察官辞めたいって思ったことないんですか」 藤「あるよ。 誰かがやらなきゃいけない仕事だから。だったら私がやろうと思って」 「ハコヅメ 6話」

嫌われる仕事、人の不幸をいつも目の当たりにする仕事、「死」がいつもそばにある仕事。しんどいです…

 

でも、誰かがやっているからこそ社会が回る。

 

川合が仕事への強い思いもなく、なんとなくなってしまった警察官への気持ちが、この言葉を聞くことによって変化していく。

 

のほほんとラクに仕事をしてそうに見えていた、交番所伊ケ崎(ムロツヨシにも隠された思いがあるのがわかっていって、最終回に見せ場があるんですが、川合を取り巻く周囲がちゃんとした大人で、大人に囲まれた川合が成長していくっていうのが観てて安心というか、楽しかったなぁ。

 

マンガの原作、1巻だけは読んだんですが、これはめちゃくちゃ読みたくなりますね!それに続編もいくらでも作れそう。

 

今期はこの「ハコヅメ」しか観ているものがなかったのですが、面白いドラマは3か月で終わってしまうのもったいないな… 続編、或いはスピンオフ、特別編などなんでもいいので期待!!

 

 

それでは。

あじさい