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認知症の母の薬の多さをなんとかしてあげればよかった

昨日、新聞を読んでいて見つけた記事に、ポリファーマシーという聞き慣れない言葉が出てきました。

https://www.tokyo-np.co.jp/article/86435/

 

高齢者施設で暮らす約900人を1年間観察したところ、服用する薬を減らすか維持した状態を続けても認知機能や生活の質がほぼ変わらなかったことが、東京大などの共同研究で分かった。

 

母はかなり薬を飲んでました。それを飲むのがまた毎回辛そうでした。

 

レビー小体型認知症だったので、パーキンソン症状を抑えるための薬、見えないものが見えてしまう幻視を抑える薬、認知機能をよくする薬、血圧が低かったから血圧を上昇させる薬、胃薬、腸を活発に動かす薬、眠れるようにする薬。

 

突然亡くなったのだって、死因はわからない。心不全とだけ。けれどこの多くの薬が心臓に負担だったのかもしれないなぁと思っている。

 

薬を減らすことができるかどうか、私が調べたり動くこともできたのに、とこの記事を見て思った。

 

だいたいのひとは、医師から処方されたものをそのまま何の疑問も持たずに飲もうとしてしまう。

 

そんなもんだろう、と思って立ち止まって疑ったりしない。

 

でも、やっぱり多剤併用で有害症状が出るんだろうし、毎日毎日長年ケミカルな薬を飲み続けることの弊害はあるだろうと今更ながら思う。

 

私が去年末に指に違和感を覚えたとき、更年期症状であればそれを緩和するサプリが或ることも知ってはいたけれどできるだけ頼らずにいたいなぁと思ったのは、母が毎日飲んでいる薬の多さを見ていたからかもしれない。

 

できるだけ薬やサプリに頼らずにいたいなぁと。

 

もし、これを読んでる方の親御さんが多数の薬を飲んでいたら、少しでも減らすことはできないかを考えてみるのは重要な気がする。

 

特に高齢になると考えることも面倒になるし、医師のいう事には従順な考え方をしてしまいがちだろうから。

 

症状を抑えるためには飲まないといけない。でもね、私の母の晩年を思い出すと、毎日毎食飲む薬との格闘で。だから、少しくらい寿命が短くなったとしても、晩年が苦しくなく出来る限り安穏な日々が送れれば、そういう選択をしたい。私は死ぬ間際まで薬で苦しみたくないと思ってしまいます。

https://yutaka-sukkiri.com/2020/02/04/haha-koukai/

母が亡くなったときのこと。

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お越し頂きありがとうございました。

あじさい