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しんどくて学校に行きたくないなら

[caption id="attachment_2306" align="alignnone" width="640"] jarmoluk / Pixabay[/caption]

既に2学期が始まっているところもあるみたいですが、私が住んでいる地域は9月1日からです。

 

2学期が近づいてきて、去年も感じたのですが、新聞が頻繁に報道している、9月1日に最近多発しているこどもたちの自殺の記事。

 

1年の中で、この日の自殺者数が突出しています。ここ数日でも、実際いじめを苦に、、、という報道もされているし、いじめかどうか判然としていなくても、私のこどもたちが通っていた中学で、学校内で自殺したり、今年に入って隣の学区の中学生も、、、、

 

どうにかならなかったんだろうか、、、、と、報道を目にする度、思います。

 

そして、私の下の娘が小学生のときに不登校気味になったことを思いだしたりします。

 

学校は、なかなかにしんどいところです。私も何回かの転校をしたとき、自分のランドセルが赤じゃなく、限りなく黒に近い濃紺だったためにその都度いじめられました。まだ昭和の時代で今のようにカラフルなランドセルなんてありえなく、女子なのに黒、といういかにもいじめの対象になりやすいことで。

 

それでも、学校に行かないなんていう選択肢は親にも子にもなく、がんばって行きました。

 

私の娘の場合、さまざまな要因があって、勉強だったり、周りの友人だったり、本人が持つものだったり、小学校4年生あたりでしんどくなり、学校に行きたくないと言うようになりました。

 

私自身は、学校に行かなくてもいいんじゃない?つらいなら逃げてもいいんじゃない?と思っているので、行かなくて良いよ、と言いました。

 

憶えているのは、夫がたまたまおやすみしていて、平日に3人で自転車に乗り、その当時義母が入院していた病院へ、片道13キロを往復したことですね。空がきれいで、途中で喫茶店でお茶したり、今でもクリアに思い出せます。

 

私も夫も、学校に行かない選択肢があっていいと思っているし、その点が同じ考えだったことはとても良かったと思っています。学校の先生に対しても、周りの友人に関しても、私がクラスにまで顔を出し、直接学校の中に入り、いろんな話をして少しずつ解決していった、という風に記憶しています。(結構忘れるもんですね)

 

しんどいなら、死にたくなるほど学校がいやなら、逃げちゃおうよ。そんな取り返しのつかないことをするくらいなら、おうちにいようよ。おうちがいやなら、図書館に行こうよ。

 

今は、目の前の世界しか見えないだろうし、実際その通りなんだろうけど、違う世界があってその選択肢だってあるんだってことに気づいてほしい。

 

大人自身も、親も、学校が全てなんて思わないで。不登校になって困る?引きこもりになる??

 

それは命をひきかえにしてまでも大事なこと?

 

とにかく、世間体とか教師とか教育とか進路とか内申とか塾とか点数とか、近視眼的な視点をどうか、少し遠くへ、視線を先へ、生きていくことを俯瞰的に考えていきましょう。こどもも、大人も。

   

私の愛読書。  

   

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お越し下さりありがとうございました。

 

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