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カルテットエンディング「おとなの掟」 フル聴いて考えたこと

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今朝、Twitterを開いてみたら、いきなり「おとなの掟」というワードがトレンドに。

カルテットエンディングに魅了され

これは!!!!と思って調べたら、今日からフル配信!?

 

「カルテット」初回のエンディングをiPhoneで録画し、それをMP3に変換させて何とかiTunesに読み込ませることができ、毎日何十回も聴いていました。フル配信待ってました!!

 

椎名林檎

 この「カルテット」のエンディングは、椎名林檎作詞作曲。椎名林檎1作目の「無罪モラトリアム」からヴァイオリンで参加している斎藤ネコが彼女とともにアレンジを担当。

www.cinra.net

 

これがもう、林檎ワールド全開なんです。初めて聴いたときからなんだかぼわ~~~~~~っとぐわ~~~~~っときちゃいました。

 

椎名林檎の歌詞世界

彼女の歌詞って独特で、難しい漢字を多用したり、韻を踏んだり、どんなところが好きかを語り出したら、もう、一晩寝かさないわよくらいな勢いで話し始めることになるので、ここでは自重しますが、今回のカルテットのフルをやっと聴けて、ちょっと気になることなどを。

 

真黒な中にひとつ

消えては浮かぶ吐息よ

 

冷たい闇夜は僕の願い

飲み込み匿います

 

真っ白な息が今

最も無垢な本音と

 

かじかんだ声で何を歌う

嘘でも本当でも

 

 

好きとかキライとか欲しいとか

気持ちいいだけの台詞でしょ

 

嗚呼白黒つけるには相応しい

滅びの呪文だけれど

 

まっさらな子ども時代

教科書を暗記していれば

正解不正解どちらかを選べると思ってた

 

ト書き通りに生きてる自分

アドリブには慣れてないくせ

言いたいこと溢れだし姦しい

君の前だけだけれど

 

手放してみたい 

この両手塞いだ知識

どんなに軽いと感じるだろうか

言葉の鎧も呪いも一切合切

脱いで剥いでも一度僕らが出会えたら

 

好きとかキライとか欲しいとか

口走ったらどうなるでしょ

 

嗚呼白黒つけるのは恐ろしい

切実に生きればこそ

 

そう人生は長い 世界は広い

自由を手にした僕らはグレー

幸福になって不幸になって慌ただしい

胸のうちだけが騒ぐ

おとなは秘密を守る

 

 

正式な歌詞じゃないです。自分の耳とネットにある情報とで書き起こしてみました。太字部分は、今回フルで初めて現れた歌詞部分です。

 

エンディングはショートバージョンで、それだけでも十分好きなんですが、この完成形が工夫を凝らしていて、フルでしか聴けない部分をショートバージョンでは意図的に隠しながら、ここでドカンと全貌を見せました。

 

なんだか恐ろしくなっちゃいました。狙い方が。計画の練られ方が。

 

狙い通りに撃ち抜かれる

しょっぱな、

真っ黒な中にひとつ  消えては浮かぶ吐息よ」とあった歌詞にかぶせてきたのが、

 

真っ白な息だけが  最も無垢な本音と

 

真黒な(闇)に浮かぶ吐息 であれば、白いんだろうなぁと感じさせる。感じさせるだけ。そして、フルで「真っ白な」ときた。

 

 

好きとかキライとか欲しいとか  気持ちいいだけの台詞でしょ 嗚呼白黒つけるには相応しい 滅びの呪文だけれど」 に対しては

 

好きとかキライとか欲しいとか 口走ったらどうなるでしょ 嗚呼白黒つけるのは恐ろしい 切実に生きればこそ」 と帰着させる。

 

「好きとかキライとか欲しいとか」と「白黒つける」を両方の歌詞に入れて、意味を反転させる。

 

 

 

手放してみたい この両手塞いだ知識  どんなに軽いと感じるだろうか」に対しては、

まっさらな子ども時代 教科書を暗記していれば 正解不正解どちらかを選べると思ってた

 

教科書に書いてあることを暗記さえすれば、知識さえあれば、なんでもわかる、正解不正解を導き出せる → 白黒つけることが当たりまえ と思っていた子ども時代。

 

でも、今、そんな知識がなんの解決にも繋がらず、却って足枷になっているとすら思う。そして白黒つけるのは恐ろしいことだとも知っている。

 

 

そう人生は長い 世界は広い  自由を手にした僕らはグレー

 

 このグレーという色。真黒な闇夜(今住んでいるおとなの世界)で唯一無垢な真っ白な息(を吐く自分)。知識も何も持たなかった時には戻りたいけど戻れない。おとなになって自由になり、どこか別の場所にも行って新しい自分を始めることもできるけれど、まっさらな子供時代に戻れるわけでも、長い人生で身につけたものを全て脱ぎ捨てることはできない。真黒でもなく真っ白でもなくやっぱり僕らはグレーなんだろう。

 

「僕らはグレー」この歌詞の部分がとても好きです。真黒でもないけれど真っ白でもない。グレー。

 

そんなグレーな「おとなの掟」ってなんなんでしょうね。秘密を守る。うん、そう。そうだね。長く生きてきた中で望むと望まざるとに関わらず持っている秘密。

 

そんなことをあれこれ、この歌詞を眺めながら考えるのはとても楽しいです。歌詞とドラマの内容がリンクしていろんなことを示唆して、この後どうやって展開していくのか、予想斜め上のいろいろをどう魅せてくれるのか、期待は尽きません。

 

今日は火曜日。どんぴしゃで「カルテット」、ありますね。「カルテット」、ありますよ。

 

 

 

おとなの掟

おとなの掟

  • Doughnuts Hole
  • J-Pop
  • ¥250

 

hydrangea.hatenablog.jp

 

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お越し下さり、ありがとうございました。

 

さて、今日もリアルタイムで観れるか?

 

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