断捨離のベクトルから別の方向へ
モノを減らして減らして、できる限り身軽に暮らしたいと思って、いろんなものを捨ててきました。そしてちょうど3年経った今年の秋は、モノが欲しくなってきました。
前回は、南部鉄瓶発見した、と書きました。毎日使っていたら、使うだけで満足な気分になってきました。そして週末には、近くの厨房機器販売の専門店に行き、せいろとまな板を買ってきました。
まな板はずっと無印良品のプラスチック製のものを使っていたんですが、木が使いたいなぁ、、、でもカビが生えるのやだなぁと二の足を踏んでいました。せいろも、蒸し料理したいなぁ、、、でも場所取るからやだなぁ、、、とこれもまたモノを増やすことを良しとしない気持ちが購入をためらわせていました。
でも、そういうのを越えたというか、モノをとにかく減らしていくというベクトルから、自分が気に入ってるものを毎日使っていきたいなという方向へ舵を切る気持ちになっているわけです。
おもしろいなぁと思うのは、あれだけモノを外へ排除したいという気持ちが大きかったのに、ある程度納得がいけば、自分の欲しいものをちゃんと感じることができたり、こんなものを置きたいんだ、という気持ちがはっきりしてくるんです。
周りにモノが多かったとき、何が好きで何がきらいで、どんな好みがあるのか、ちゃんと判っていませんでした。
そんな、自分を知ることの第一歩が、断捨離だったり、モノを除外することだったんだなぁとつくづく思います。
さっそく、蒸し料理をしてみましたが、とっても満足。蒸気が上がってきて、ほかほかに蒸されていく野菜たちを見てたら、小さいけれど確かなシアワセ感がほわほわと湧き出てきました。
こんな本を参考にしてみました。
シンプルで豊かな暮らし
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