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おんな城主直虎を勧める私の5つの理由

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カルテットが終わってしまった… さて録画したものを観ようかな、と2ヶ月くらいご無沙汰だった大河ドラマ。しかしなんだか深い沼に落ちてしまったようです…

 

大河ドラマ。子供の頃から日曜日は大河ドラマで一日が終わっていました。サザエさん→七時のニュース→大河ドラマ

 

一番記憶が古いのは何だろうなぁ。黄金の日日からはちゃんと覚えているんですが、その前の加藤剛が主役のもなんとなく記憶にあるような…

 

私の歴史の知識はほぼ大河ドラマから得ているんじゃないかというくらい毎年見てました。

 

今年の大河

一昨年の花燃ゆがとても残念なものだったので、去年の真田丸に期待したら本当におもしろかった。人気もあり、現地での盛り上がりも素晴らしいものだったようで、そのあとを受ける今年の大河ドラマには入り込めないんじゃないか、とか、同じような戦国時代だしロスが激しいんじゃないか、とか危惧していました。

 

www.nhk.or.jp

 

確かに最初の頃は、真田丸を思い出し… 特に草刈正雄演じた真田昌幸の豪傑さとはったりといい加減さが懐かしく、今年の大河には戦国時代の悲惨な予感しかしなくて展開にイマイチ乗れませんでした。

 

それなのに。今ハマっている最中です。

 

オススメ理由1つめ:脚本家 

去年の脚本家が三谷幸喜でした。いつも三谷節が炸裂してました。そして今年は、森下桂子。

 

森下佳子 - Wikipedia

 

世界の中心で、愛をさけぶ」「白夜行」「仁-JIN-」「とんび」「天皇の料理番」「ごちそうさん」などを書いた脚本家。

 

この中で、「ごちそうさん」と、「天皇料理番」2つだけなのですが観たことあります。とても好きでした。

 

話の筋がいい加減じゃなく、きっちり整合性を貫くし、一筋縄ではいかないような脇役も出てくるし、そもそも主役をただ単にいい人には描かない。長所短所を併せ持つ、できた人じゃない、ふつうの(欠点のほうが多い)人間として描写します。決して優等生じゃない。

 

なので、彼女の書く大河ドラマがどんなものになるのか、とても興味があります。朝ドラは15分x150回くらい=2250分。大河は、45分x50回くらい=2250分。お、同じ!

 

主人公がどのようにして変化していくのか、あるいはしないのか。その台詞にも注目してます。

 

オススメ理由2つめ:有名な人物ではない

 秀吉や信長、赤穂浪士篤姫坂本龍馬、清盛。世間がもう既に知っている有名人が取り上げられることが多いなか、(去年の真田幸村も)今年の主役は、井伊直弼の先祖である直虎という人物。

 

聞いたことがありません。

 

もちろん、知られた人物をどう動かしてどう描写するのかも見ていて楽しいんですが(例えば去年の豊臣秀吉淀君なども)よく知らない人物、よく知らない史実だって面白そうではないですか!!

 

それに史実が細かに残っていないということを逆手にとって、創作だってたくさんできる。もし、知られてない人物だからおもしろくなさそうだなと考えていたら、食わず嫌いでもったいない!

 

オススメ理由3つめ:高橋一生の眼

あまりネタバレしたくないので詳細は省きますが、主人公直虎(柴咲コウ)の幼馴染であった小野政次高橋一生が演じています。直虎は小さい頃からもう一人の幼馴染、直親(三浦春馬)が好きで、でも添い遂げることが叶わず、それでもずっと思い続けています。

 

翻って、政次(高橋一生)は直虎(柴咲コウ)のことが小さい頃から好きで、でも思いを彼女に知られることなく大人になりました。その政次の直虎への思い、眼に表れているんです。

 

特に、12話で話が大きく展開した後の辛さ加減が見ていて堪らなく、お話自体も、小さい領土しか持たない一国衆に過ぎない立場の井伊家が、どんどん今川の思惑や周りの戦さに巻き込まれていくなか、この幼馴染3人の人間関係の絡んださまを見るのは、大人になった5話あたりから、急速にきつくなります。

 

それでも、目を離せないのは、ひとえに、この高橋一生演じる政次の眼の演技だと思うんですよ… 彼の屈託ない笑顔が、眼に一切の光を失った暗黒のものに変わる時… 

 

それを見ていたら、ぞぞぞぞとしました。

 

彼の眼を見るだけでも、ぜひぜひ!!

 

 

オススメ理由4つめ:脇役の存在感

大河ドラマは、だいたいが若手から中堅くらいの俳優さんが主役を務め、それを脇からベテランががっちり固める、というのが定石だと思うんですが、脇役で頑張っているいいなと思う俳優さん。

 

小林薫(南渓和):直虎が城主になる前に出家して世話になった寺の住職。

どっしりしてます。繰り出す台詞も。そこにいるだけで、ね。

 

浅丘ルリ子寿桂尼):今川義元の母。義元亡き後、孫の氏真を支え今川家の実権を握る。若かりし頃のルリ子さんと寿桂尼

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彼女の存在感。こわいこわい。井伊家の行く末も彼女の考えひとつ?!城主となった直虎との対決も見ものです。

 

財前直見(千賀・祐椿尼):直虎の母。井伊家の男たちがいまいち頼りない感じを醸し出している中、ひとり才覚溢れる女性。家のことを一番に考えながら、娘の行く先を心配していて、時に感情を露わにする。

 

財前直見といえば、ごちそうさんの時も主役の母親でした。その時もとってもいい感じでした。見守りながら、でもいちばん娘のことを心配している。熱い思いも持っている。彼女の演技を見ていたら、ああ、彼女もベテラン俳優の仲間入りしたんだなぁって感慨深かったです。

 

オススメ理由5つめ:マンガ「大奥」と比べて楽しむ

大奥 (漫画) - Wikipedia

 

私の好きなマンガのひとつなんですが、実写化もされていて、今回の直虎役の柴咲コウが男女逆転大奥で、徳川吉宗を演じていました。

 

大奥 (2010年の映画) - Wikipedia

 

今回、女性が主役。それも城主。よしながふみの「大奥」では、男子が病気のせいで激減した江戸時代に女性を将軍にした、というSF的作品なのですが、その将軍、手腕のないものがなったり、時勢を見据えて才覚のあるものがなったり、それぞれの時代が移り変わっていくさまをおんな将軍や家来、農民の視線で描いてます。

 

この作品と、今回の直虎を比べながら見るのも楽しい。徳川という巨大のちからを持つ幕府。遠江の小さい領地の城主。ちからの違いはあれ、女性という性から離れたひととしての愛情や苦悩、挫折などはきっと共通するものがあるだろうな、と。

 

直虎は、女子に生まれたことをずっと後悔しています。ひとりしかいない子供であり、男子であれば家督を継ぐことになんの問題もないのにという後ろめたさを感じて生きてきました。

 

そんな思いを払拭し、肯定してくれたのは、祖父、直平でした。

 

直平「実は、わしはずっとそなたが男子であればと思うておった。なれど……女子でよかったぞ。そなたとは逆縁にならずとも済みそうじゃ」

 

12回「おんな城主直虎」

 

逆縁とは、年少者が先に死に、年長者がそれを弔うこと。

 

そんな台詞を残して祖父は戦死してしまうのですが…

 

女である、男である、そういうしがらみ、呪いの数々。そんなものを吹き飛ばしてくれた台詞に胸をちょっと熱くしました。

  

以上、おんな城主直虎。もちろんツッコみたい部分もあります。それでもオススメ!新しい城主編で、ムロツヨシ出てきました。今後もどんな俳優が出てくるか楽しみです。

 

きっと日曜日の8時が待ち遠しくなること請け合いです!ちょっと骨太大河とは違うけれど、 ぜひ、こちらであれこれ話をしませんか。周りに感想を言い合う友人がおらず、寂しく過ごしています。コメント、お待ちしています♪

 

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お越し下さりありがとうございました。

 

オススメ理由3つめがかなりのウエイト占めてます。

 

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