インプット・アウトプット。おはなしの階段を降りていく
ちょっと考えていることなどを。
土日2日間、記事を書きませんでした。最近結構な頻度で更新していたので、こうやって書いていると久しぶりな感覚で新鮮です。
皆さんは文章を書くことは頻繁にありますか。
お仕事されていたら報告書や稟議書、計画書など文章を書くことも多いだろうなと思います。私も教師をやっていた時にはさまざまな文書を提出させられていました。
学生の時はもちろんレポートがありました。あ、卒業論文で原稿用紙100枚近く書いたのがいちばん長かったかな。もっと遡ると、小中高の時は読書感想文、ふつうの作文などたくさん。行事があるといつも書かされてましたよね。
書くのは苦しみでした。読書感想文なんてほんと苦手。
それはやっぱり義務だからなんだろうと思います。無理やり書かなければいけないのはほんと苦痛。
それでも、初めて書くのが楽しい!!と思ったものがありました。それが高校2年生の時の生物の授業の自由レポートを書いたときです。
トピックは生物に関係するようなものであれば何でもオッケー。私は「眠り」を選びました。いろんな本や雑誌を読んでそれを自分でまとめていくんですが、それが楽しかったんですよね。
今でもそのレポートは捨てられずに手元にあります。恥ずかしくてしょうがない代物なんですが、書いたときの楽しさをまだ覚えているくらいです。
アウトプットにはインプットが必要だって言いますよね。こうやってブログを書き続けていると、時々、書くためにインプットしてるのかなって、本末転倒のようなことを感じたりもするんです。
インスタにあげたいから、Facebookに書き込みたいからわざわざフォトジェニックな食べ物を食べにいく。話題の場所に遊びに行く、なんてことはSNS全盛の今や当たり前の事になってます。
私もこのブログを書きたいからいろんなものをインプットするのかな?なんてことを自問したりもします。そんなことじゃなくて、自分の気持ちいっぱいで見たいもの、聞きたいもの、読みたいものを探していきたい。
その結果、書きたいもの、残しておきたいもの、を文章にできればいいなと。
ブログを更新し続けることは私にとって大切なんだけれど、インプットをする時間もそれ以上に大切にしたい。この土日は、ずっと読みたいと思っていた本を読んでいました。
毎日の日常の中、細切れの時間で読書をするのはなかなか難しい。今回、たっぷり時間が取れて集中できて、おはなしの中に深く降りていく感覚を味わいました。これがずっと忘れていた読書の感覚だなぁとつくづく思いました。
映画やドラマとも違う、読書だけが持つようなもの。受動的じゃなくて、能動的に自分の脚で階段を降りていくようなそんな冒険の旅。今週末から始まるゴールデンウイーク、そんな旅にぴったりかもしれません。
*日々の暮らし手帖
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