先日書いたのですが、今回のふたりの関係がよくわからなくて、モヤモヤしていて未だ未消化… だったのですが
今週の政虎
ちょっと余りにもあまりな仮説を書こうと思います。なんだそれ、な方はそっとじでお願いします…
前回と今回を比べると、両者の間に深い河があるようにみえるのです。前回、ひとり囲碁で完全に一体化し、高みに上りつめたかに見えた関係。自分を痛めつけてでも駿府での申し開きの日を繰り延べようとしていた直虎に見せる何とも言えない顔と頬に当てる手。見ていてこれ以上ないふたりの愛情の発露のシーンだった…
なのに、今回はなんだか… 直虎が以前に戻ったようにイノシシ。それに手を焼いて、声を荒げる政次。逆戻り…?
「おまえは一体どこの当主なのだ?!」
顔も怖い。本気で怒ってる。それに、この言い方は、罪と罰回で、
「殿が今守らねばならぬものは何だ?!」
と直虎に問いかけた時とは違う。この時は、殿、という言葉を使っていて、まだ主従の雰囲気を匂わせていました。
なのに今回は「おまえ」ですよ。距離詰めすぎでしょう。幼馴染回帰?!それだけか?確かに予告を見た時に、幼少期の鶴が「それくらいわかれ、ば~か」とおとわに言っていたのと同じニオイがしました。が。
もうひとつ気になったのが、最初の囲碁シーンの冒頭。関口殿から、井伊の木材を気賀での築城に使うと聞いてしまった政次が…
今まで見せたこともないぼんやり顔。理由があるにせよ、直虎の前でこれだけリラックスして惚けるというのは…
気賀に行くと聞いたときの顔はこんな感じ。
なんだか政次の地が出てるような気がします。今までも事あるごとに殿を諌めてきてはいましたが、今回の政次は怒りにしても惚け具合にしても、直虎には自分を偽らなくていい、と思っているような感じ。
いや、誰も見てないだろうと思って直虎の気持ちを慮るような表情や、和尚様と話すときの心配そうな顔など決して直虎に見せないツンデレぶりは相変わらずなのですが。
鶴… 尊い…
仮説
で、前回のあの畳み掛けるような囲碁の場面を思い出すのですが、もし制作側が、あれをふたりが夫婦になるという精神面プラス実質的な契りとして捉えているとしたら、なんだか説明がつくような気がするなぁと。
公式が使っている「伴侶」という言葉もそれで納得できるかも。ふたりの間での直接的な契りは、あの場面だったと。
だとしたら、直虎の前で夫のようにリラックスした顔を見せるのも、気賀のことが気になる直虎に、「おまえは何処の当主なのだ」とおまえ呼ばわりしたり、龍雲丸関係のことが出てくるとなんだかイライラするのも、裾ドンするのも、これまでになく距離が近い雰囲気を見せてくるのがわかる気がするんですよね…
イライラしてお前呼びの政次最高でしたね〜〜(*≧∀≦*)私も叱られたいわ…♡
— エリたん (@Eliza_ab) July 3, 2017
#政次に叱られ隊 #おんな城主直虎 #小野政次 #虎絵 #高橋一生 pic.twitter.com/ZFvihXTYv9
こちらのツイートのルビ振りが最高。
どこの当主 → だれのおんな
いやいや、行為がないじゃないか、と言われてしまうかもしれません。でもね、あれが、ふたりにとっての行為そのものなんですよ、きっと。このふたりには手を繋ぐだとか口吸いだとかましてや直接的なハグですら起こり得ず、あの形が全て。最上のエロティシズムが、行為を想起させ暗示するものであるならば、ほんとになんていう形を見せるんでしょう。溢れてきてます…
今日はなんだかよく訳の分からないことを書いてますね…
なので、前回あの時点で伴侶になろうと、直虎ならどれだけダメだと言われても、気賀に首突っ込むのは当たり前だし、それに対して冷静に対処してきた政次も、夫になった途端に、激高したり裾踏むという強硬手段に出るのも、そうだよね、わかる!!となったわけです。政次、夫になっても、いや夫だからこそ苦労絶えないわね、と考えると、モヤモヤも飛んでいく感じです。
今日は目の前に迫りつつあるその日から目を逸らそうと妄想全開で書いてみました。
(直虎と政次のズレなど前回書いた懸案事項もちょい棚上げ)
なんだか自分の気持ちを収めるために無理矢理そう考えようとしてるところもありますが… このドタバタ夫婦のめおと囲碁や笑いが長く続くことを切に希望します。
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