xxxHolic というマンガが好きです。
以前、杏と染谷将太で実写化されたこともあるし、ずいぶんまえにアニメ化もされてます。 ジャンルとしてはオカルトファンタジー。
この中の登場人物のなかで、とっても印象的だった人がいます。その人は、自分の放つ言葉、そして周りから発せられる言葉に囚われてしまって、いつもいつもネガティブなもの言いしかできない、周りも彼女のできなさ加減が当たり前で、更にネガティブな言葉を畳みかけてしまい、結果もその通りになっていきます。
そんな時、主人公、四月一日(わたぬき)に対して、師匠のような女性、侑子がこんなことを言います。
1度口から出てしまったものは返せない
なかった事にはならない
それがどれ程ヒトを縛るか分からず
ヒトはその鎖を使い続けている
「コトバ」は生きているの
そして時にはヒトの生き筋さえ縛る
xxx Holic 4巻より
四月一日(わたぬき)が出会った女性は、道端でコンタクトを落としてしまいます。見つけようとした彼に対して、彼女は「見付からないと思います」と言い放ちます。
そして案の定コンタクトは見付からない。
それに対して侑子が言うには、彼女が自ら言葉で「縛った」からだと。
人間は言葉という鎖を使って、自分を縛りつけるのかもしれません。
「わたしはかわいくないし、モテないし、愛されないし、、、」
と毎日言っていたら、そうなっていってしまうのかもしれません。
「お金がないない」と言ってると結局お金のない生活を送る羽目になっている、、、とか。
自分もおんなじことをしているかもしれないって、気づいたんですよね。
始める前からうまくいかない、と決めつけたり、悪い方悪い方へと考えていったり。母がとにかくネガティブ思考の人で、影響は少なからず受けてるなぁと思います…
そしてそういう私の言葉や思考がこどもたちに影響を与えてないはずないですよね。
なので。使う言葉は、明るく、前向きに、元気に、自分を縛らず、 あったかく。

*日々の暮らし手帖

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