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30年前の初めてのアルバイトを思い出して考えたこと

And You Might See Me Tonight With an Illegal Smile

今週のお題「自己紹介」

初めてのバイトって何でしたか。

ファストフード

 大学生になったばかりの30うん年前の春、マクドナルドのカウンターで「こんにちは、いらっしゃいませ!」というスマイル0円のバイトを始めました。

 

時給520円。自ずと時代がわかる金額ですが、こんなもんでした。一生懸命働きました。バイト用のマニュアルVTRも見た記憶が鮮明に残っています。

 

マクドナルドは今では違うのかもしれませんが、当時、お客を待たせないということが至上命令でした。だから、バーガー類をいつも作り置きしていつでも出せるようにしておくのがマネージャーの一番のしごとでした。

 

バーガー類を置いた棚に数字が書かれたメタル製のブックスタンドみたいなものが置かれてます。その数字は、5であれば、時計が5,すなわち25分のところに来たら、廃棄、という意味がありました。

 

出来上がって何分経ったら廃棄だったのか、覚えてはいません。その廃棄数をできるだけ少なくしなければいけないし、お客さんを待たせることは絶対あってはダメなんです。

 

私はただのバイトだし、レジをしているだけなので何のプレッシャーもなかったけれど、マネージャーさんは大変な思いで仕事をしてるんだろうなとは思いました。

 

廃棄されたバーガー類 

これに関しては、もうほんとにマクドナルドは徹底している。絶対バイトにも誰にも食べさせません。もちろん食べれますよ。だって出来て20分か30分くらいしか経ってないバーガーなんですもん。

 

でも、絶対廃棄。廃棄された後はどうなってるかはわかりませんが、とにかく、その徹底ぶりは驚愕もんでした。専用の収集車が来るのかな。漁られないように。

 

街なかのパン屋

妹が大学生のときに、デパートの中の結構有名なパン屋さんでバイトを始めました。ラストまで入ると、売れ残ったパンをたくさんもらって帰ってきていました。親も喜んだし、私も嬉しかったなぁ。比較するに、マニュアルの徹底ぶり、マクドナルドのシビアさがわかります。

 

食べ物を捨てる

食品の大量廃棄。節分を見込んで大量に作った恵方巻きが売れ残って捨てるしかないという話。食べ物の扱いの難しさを象徴するはなしです。

 

誰だって美味しいものを食べたい。それを待たずに食べたい。だからコンビニがあるしマクドナルドがある。

 

でも、学校でも家でも、食べ物を粗末にしてはだめだ、と習う。食べ物で遊んではだめ、と言われる。学校給食でも、今はどうかわかりませんが、全部食べなきゃ終われないっていう地獄のようなルールがあったりしました。

 

もったいない。

 

いつのまにか身についてる考えですよね。

 

そんな考えとは真逆の食料廃棄のニュースを聞くと、むずむずしてきます。子供には食べ物を大事にしろと言っているのに、ビジネスの世界では廃棄は普通。まぁ、それが経済というものなんだし、暗黙のうちに皆がわかっていることなんだけれども。

 

でも、こども(自分のっていうことじゃなくて、広く一般の)からしたら、大人ってなんだかなぁってことになるんだろうな。

 

はだかの王様」で、ほんとは王様ははだかなのに、それを口に出しちゃおしまいよっていう大人の持つあざとい立ち回りに対して、こどもたちは臆せず「はだかだ!」と言える。こどもが大人への懐疑や落胆を感じ始めるのはそういう社会におけるダブルスタンダード的な匂いを感じ始める頃からなんだろうか。

 

 

なんだ、大人なんて皆嘘ばっかり。そうして私達の時代には盗んだバイクで走り出したりしたし、校内で暴力沙汰になったりもした。今のこどもたちはどうやってその壁を越えているんだろう。

 

大人なんて… と思わずに大人になっていたりするんだろうか。落胆しつつ、まぁ、そんなもんだよなぁって諦めてるんだろうか。バイトのことを思い出しながらなんだか気になってしょうがないんです。

 

hydrangea.hatenablog.jp

 

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お越し下さりありがとうございました。

 

今思うと、もっと多種多様なバイトを経験しておけば良かったな…

 

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