お料理教室、いろんな発見。
[caption id="attachment_2440" align="alignnone" width="640"] Jeny / Pixabay[/caption]
お料理教室というものに行ってきました。
以前、雑誌を立ち読みしてて知った山の中にあるカフェ。
1ヶ月に1回、お料理教室をしているというのを知ったのは2、3ヶ月前だったんだけれど、なんだか勇気がね、出なくて笑
ひとりで知らない場所に行って知らない方々と話しをするっていうのは、えいっと清水の舞台から飛び降りるくらいの気持ちじゃないですか??あ、それは大袈裟?
でも、今回はなんだかいけたんです。そのお店と場所と料理と厨房と全部見たくなって。
6人という少人数の教室だったので参加した方とたくさんお話しができたし、普段は厨房として使っている台所に直接入って料理するという贅沢さ。
・高きびトマトソースのラザニア
・なすのピカタ ピーナッツ味噌ソース
・きのこの菊花マリネ
・高きびあんのかぼちゃ茶巾
高きびというイネ科の雑穀を使ったお料理でした。雑穀って使ったことがなくてあまり興味もなくきたんですが、何事も試してみないとわからないことはたくさんありますね!
高きびの強さ。なすの甘さ。ピーナツ味噌のこく。いいなぁ。自分で作って食べるって!と思い出しましたよ。
肉魚を食べることを否定もせず、何かに極端に偏らず、
自分の手と体、心を総動員して日々の生活を積み重ねていく、 そのおもしろさを知りたい、そしてそれをいろんな人と共有してみたい。
という考えを持つオーナーの女性はとても素敵な方でした。
私は何か焦ることがあると、わ~~~~てなってしまって、お料理分担もラザニア係であたふたしちゃってましたが、彼女はとてもどっしりと落ち着いていて、年齢がこんなに違うのになぁ、、、とちょっとだけ自分が情けなくなったりもしましたが。
トマトソースの作り方の説明がとても良くて。いかににんにくの香りを引き出すかっていうことが大事で、それを一生懸命語ってらっしゃいました。香り。空気。色。変化。そういうのをじっと見て、五感で感じるってこういうことなのかなぁって、とても感じ入りました。
お料理をすることがなんだか義務のようになっている毎日、、、にんにくの香りだとか玉ねぎの透き通り方とか、そんな事に喜びとか楽しみを感じられてなかった、、、私の濁った義務感をちょっとだけ払拭させてくれるような時間を持てました。
そして厨房の圧倒的存在感!!決して雑誌に登場するようなおしゃれ空間じゃなく、がっしり地に足のついた、料理をがっつりする場所。それを直に見られました。よかった。ほんとに行ってよかった。
自分の理想の台所にとても近く、将来への展望がちょっと開けたような思いでいます。
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