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「君の名は。」小中校生より大人は倍泣ける

映画

[caption id="attachment_2324" align="alignnone" width="640"] geralt / Pixabay[/caption]

夏休み最後のあたりで、久しぶりに映画を観てきました。

 

借りぐらしのアリエッティ風立ちぬ、に続いて、娘と一緒に観たい映画だったので、夏休み中にしました。

 

新海誠監督の映画を観たことはなかったし、名前も初めて聞いたくらい。でもテレビでの盛り上がりはなんだかお祭りみたいだったし、スチールを見て、きれいな絵にひかれたので、これは観よう!と。(今注目している俳優さんが声優やってるのも理由です、、、)

 

あまりの混雑にびっくりでした。それも小学生、中学生の多いこと。私の隣の席にも中学生男子4,5人のグループがいました。

 

人気なのねぇ。

 

それもそのはず。最初のシーンから、そのきれいな背景と流れるような動き、これは大きな画面で観ないと損だわ、とぐいぐい引き込まれました。

 

ネタバレしないように書こうと思うのでなかなか難しいんですが、お話の内容、というより、小中学生には、時系、声、誰が、何が、の部分が、結構難解かなぁと感じました。案の定隣の中学生男子が、飽きてきたのかペットボトルの水を何回も飲む、戻す、をくり返し、挙げ句の果てにそのペットボトルを床に落とすという、、、

 

身体を動かしながらわさわさしてるし、ああ、あなたつまらなくなってしまったのね、、、と私はラストにかけてはらはらと涙しながら隣の男子の動向が気になっていた、というのが映画館で観るときの醍醐味ですかね?笑

 

よく言われている背景のきれいさ。

 

これはもう息を飲む感じ。精巧で精密で明るくて眩しくて。少しだけ、私には眩しすぎるかなぁ、、、ジブリの絵に慣れているからかなぁ、もう少し光の入り具合を落としてくれてもいいのになぁとは思いました。ただ、この描き方は、見てるものをぐいっと結構な力でもっていきます。多少力任せですが、、、でも、これが新海作品の特徴なんですよね!きっと。

 

絵と、ストーリーと、動きと、声と音楽と。こんなにいろんな要素がぴったりがっしりはまっていて、観ているものを惹きつけて、笑わせて、泣かせる。

 

アニメの声に、玄人ではない素人を起用して話題をさらったのって、となりのトトロのお父さん役の糸井重里を思いだすんですが、そういう声優じゃなく今回のように有名な俳優さんを抜擢するっていうのは、もちろん上手ではまればいいんでしょうけど、どうしてもその声を聞くとそのひとの顔が思いだされておはなしに入り込めないっていうリスクもあると思うんです。

 

トトロのお父さん役はとてもはまり役だと思うし、あの素人声優のお父さんが私は大好き。

 

今回の懸念は、神木隆之介という知名度もトップクラスの俳優をもってくることは、観客動員の爆発的な誘因になるだろうけど、その顔がちらついてしまうのは嫌だなぁということ。

 

でも、杞憂に終わりました。とてもはまっていた。上手だとかそういうのはわからないけれど、神木隆之介は、瀧くんだった。ちゃんと瀧くんを生きていた。

 

他のキャラクターみんなそう。それがとてもよかった。

 

そして、このお話し。今青春のまっただなかの中学生高校生が観て、いいな~と思うと思う。ドラマティックで、真剣で切なくて一生懸命で。

 

でもね、大人がこれを観ると、また違った感想が出てくるんだよなぁと。なぜかと言うと、もうその時間はとうに終わってしまっているから。

 

現在進行形じゃなく、過去だから。映画の中の彼らを見てると、自分のその頃のことをいやでも思いだしてしまって、過去のピカピカした晴れがましい思いと消え去りたい屈辱とどうしようもなかった悔しさみたいなものを全部ひきずり出されて、目の前で見せられるから。

 

だから泣けるんだ。もう決して取り戻せない時間。でも私たちだって実際10代20代を過ごしてきたし、ほんとにそこに、あった。

 

ふだんは忘れちゃっているけれど。そう、中高生にはわかるまい。そんなメロウな気持ちでさめざめと泣いていた隣のおばさんの気持ちなど、、、

 

というわけで、「君の名は。」おすすめです。特に大人に。

   

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お越し下さりありがとうございました。

 

湿気の高さがまだまだ真夏並み。お陰でビールがおいしく、、、、笑

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